渓汰の渓流日記    FLY FISHING     

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2025年 Report

2025 年釣行の振返りと2026年の釣行判断
➡最もいい状態の河川選択の指標

‥‥ともかく2025年は変だった。
「いつものように釣れない」→これはおそらく近年(2023年、2024年)との比較からそう思ったに違いない。とすると本当に環境の変化 (釣れない要素)により釣果に影響が出たのか、暇なので検証してみたい。

 そして自然環境の変化としては、クマ出没の報道が多く、出会う確率は増えているといえる。ただ報道の過熱化で、「これまでも毎年見たけど今 年は報告しよう」と思って県巣が多くなっている可能性もある。またMAPで出没位置等を表示しているが、自分も 2件の出会った情報は報告していないため、その出没件数は数十倍以上であると思われる。MAPを見ていると人家のある場所でのその住民の報告 が主なので、レジャー(釣りや登山)や車で通行時などを含めるとおそらく山間部など人の生活範囲以外でのMAPへのプロットが急増するはず だ。我々釣り人は、「釣りに行かなきゃいい」ことはわかっているが、できれば安全な範囲で釣りがしたい。そして矛盾するが、先行者がいない (つまり誰もいない)釣り場で、イワナを一人占めしたい思いなのだ。

 また、釣り人の環境としては、ルアーアングラーが増加し、それは栃木にとどまらず、遠く福島もそうだ。餌釣り師の増減はよくわからないが、 人口減から減少しているのだろう。さらに言えばフライマンも減っているに違いない。
「栃木県 鬼怒川漁業協同組合」と「福島県 南会津西部非出資漁業協同組合」管轄内河川での釣行がほとんどで、今年もそれ以外での釣行はない。

【月間釣行スケジュール】


・解禁日から3月下旬までは、「荒川非C&R」「大谷川今市地区」
・4月第一土曜から「荒川C&R」放流、4/1「大谷川日光地区」解禁から「荒川全域」「大谷川」
・5月上旬に「大谷川C&R」の放流があり、対象河川は「荒川全域」「大谷川全域」となる。
・4/1から解禁となった南会津だが、雪代の影響を考慮し、5月下旬から「舘岩川水系」「只見方面の伊南川水系」に釣行。
・6月以降は鮎解禁の「荒川」を除き、「大谷川」「舘岩川水系」「只見方面の伊南川水系」などを交互に訪れる。
【鬼怒川水系】の今年…
 下記グラフは栃木県塩谷付近(つまり荒川近隣)の月間の平均の気温だったり、風速さらにこの時の自分の釣果の平均を現すもので、釣果は場所 の選択や時間帯、釣り時間などあるので参考程度に。また川の状況、水生昆虫のハッチなどに影響する水温の変化はわからないので気温で判断する しかない。
【考察】
@3月は近年になく低気温だったことが分かり、最低気温が氷点下の日が14日間もあり、解禁から11日間はマイナスだった(※2024年は一 度もない)。最高気温が20℃を超える日は下旬に6日間のみ(※2024年は18日もあり25℃を超える日も3日間あった)。
A4月になるとさほど年によって変わらないが、その影響はあり、4月も2025年は低気温傾向。
B風に関してはそれほど年度ごとに最大風速に変化はないし、風の強さにより気温への相関関係はなさそうだが、荒川は北から南<北東>に流れる 川なので、南東、北西の風は川沿いに風速が強まる。ただこの季節ほとんどがその風向なので、回避不可能。つまり、東に伸びる大谷川などへの変 更がよさそう。最大瞬間風速が15mを超えるとキャスト自体がしずらく、それ以下の風速でも水生昆虫への影響は大きい。

【来年へ】
@Edgeのスタート画面でエリアの天気予報を設定<塩谷>し、釣行前に確認する。
数日後の予報、もちろん雨を含む時間帯別の天候の変化と「風」のアイコンから時間帯ごとの最大風速・風向、最大瞬間風速の予測があるため、こ れを参考にする。
Aさらに「とちぎリアルタイム雨量 河川水位観測情報」から現状の水量(水深)の変化を釣行可能な範囲かを読み解く必要もある。

【舘岩川水系・伊奈川只見エリア】の今年…
 南会津エリア釣行の焦点は、いつから釣りになるのか、いつからドライフライフィッシングが可能なのかという点で、下記グラフでは、2025年の過去の釣れなかった日、釣 りにならなかった日を水深から水深がどれ位になったら釣りができるのかを予測したい。
【考察】
@2024年の南会津は5/4頃には平水になっていて、5/9には釣果があった。つまり平水(桧枝岐地区の⁻0.4m)が目安と考えていいだ ろう。※黒川只見地区は5/12が平水(⁻0.2m)
A2025年はグラフからすると平水にならない時期に釣りに行って、釣れなかったことがわかる。




【来年に】
@南郷(舘岩)・只見(黒谷)の最新積雪情報から「ゼロ」になった日を確認。舘岩の平水時期は40〜50日後、黒谷は70〜80日後を予定。
A詳細は日々下がっていく水深を平水に戻るであろう日を下降グラフから予測。舘岩は‐0.4m、黒谷は‐0.2m
  涸 沼川
茨城県
◇2025/10/30(木)
 晴れ
 19℃
 8:12〜10:49 
◇オイカワ 20〜30尾
◇最大 13p

<車を止めたアスファルトの上には>
ドングリや山栗がそこらいっぱいに落ちている。あの秋田県の餓えた熊たちが知ったら大変なことになるだろう。 






  2度目のオイカワ釣。オイカワのいそうな場所や釣り方、フライの選択などいろいろなことが見えてきた。今日は5ft9inの#3バンブーロッ ド、ドライフライは奇抜なピンクのCDCをつけただけの#18、ウェットフライは同じく#18のよくわからないハックルを巻いたパートリッジ 風。
 ドライフライは今回9月までの渓流用のままなので、6Xのロングティペット。ティペットの細さはほとんど釣りに影響はなく6Xで十分だしト ラブルも少なくていい。ただ重要なのは即合わせが効果的で、出たら早ければ早いほどフッキング率が高まるようだ。これは#18という彼らの口 には大きすぎるフライのサイズから、吸い込み切れないからなのかもしれない。もちろんロングティペットは渓流魚のみならず、オイカワにも効力 ありで、1尾のオイカワはフッキングしなければ、フライを追って次から次とフライに出るのでこれにも自然なドリフトが合っているようだ。
  ウェットフライにおいては、表層しか狙っていないので、 深いところではどんな反応があるのかはわかっていないし、そこには見たことのない大 型のオイカワがいるかもしれないので、今度狙ってみよう。ただし、意外と鯉もいるようなので、そんなのがフッキングしたえらいことになるので ほどほどにしよう。流し方はそれ程流れがない場所でスイングさせればフライを追って食ってくる。「コンコン」からフッキングしたらフライを 回収するように、手元に寄せればOK。ドライフライよりよく釣れる感じで、方も大きいような気がする。
 帰りに「レイク湯崎」に寄ったら、既に水量は90%、魚もサクラマスと大型レインボーは入っているようで、後は定番ニジマスを放流すればい いようだ。水質はほんとに透き通るようで、真ん中当たりの魚もうよく見える。芝もきれいに刈られ、池の中に枯れている陸生の草や近辺の草も  手作業で取られていて非常に素晴らしい環境だ。
  涸 沼川
茨城県
◇2025/10/24(金)
 曇り時々晴れ
 18℃
 8:12〜10:49 
◇オイカワ 30〜40尾
◇最大 12p

今や外来種はブラックバス、ブルーギルにとどまらない

アメリカナマズ

ペヘレイ

ダントウボウ


 







  シーズンオフのこの期間、何をすることがいいのかあまり見当たらず、釣りに関しては10/8霞ヶ浦に当てもなくフライを浮かべてみたもの の、苔まみれのミドリガメがフライにかかったが魚の反応はない。今流行りのアメリカなまず、ペヘ レイやダントウボウといった際限なく広がる外来種の見本市のような霞ヶ浦で、あわよくばそれらを釣り上げることができるかと思いきや、なかな か実現には至らなかった。釣れれば、それなりに楽しむこともできたのかもしれないが、やはり河川の透明度、流域の景観といった観点からは、こ の霞ヶ浦において語ることが困難というより不可能であろう。
 しからば、清流というにはおこがましいが、湧き水の豊富な笠間近辺の川でのオイカワ釣りに興じることとなった。何しろ去年実績のある場所で あるのでそれなりに期待はしている。到着すると去年もしきりにやっていた河川工事<護岸工事>も済んでいるようで、鉄線の籠に石を詰めて積み 上げている感じの護岸設計で、「かこマット工法」と呼ばれいるようだ。自然石を使用し、水草や魚の生息場を創出することで、生態系を維持する そうだが、こっちとしてはその上を歩くと網に足が引っかかる感じであまり感じがよくない。
 岸から、護岸の上からフライを流しずらいので、ウェーディングを試みた。底は砂利に石が混じる感じで、歩みを進め るたびに「つ−」と足が沈 むが、ニーブーツでも問題のない水深だ。まずはドライフライ。と言っても#20以下のミッジフライではなく、#18の金色のフック(使い道が なかったので…)にインジケータをつけただけの簡単なもの。#2のグラスロッドで投げてみる。フックが重いのか数投するとゆっくり沈んでい く。ライズはないが、ブラインドでかごマットの沈んだ水深20p程の上を流すとフライに出る出る。その中の何匹かはフックアップ。#2ロッド でもこれまでのように合わせてみたら、そのまま後方に魚は飛んで行ってしまう。そんなやり取りをしながら釣り上がると釣れる場所とそ うでもな い場所が何となくわかってくる。さらに大型魚のいる場所はどこなのか、釣り人の欲は消えることはない。
 ヤマメでもいそうなちょっとした深みでは、ドライフライに反応するオイカワはいないようで、ウェットフライに切り替える。ダウンクロスで ゆっくり浅場から流心に向かう途中でヒット。型もよさそうでロッドティップも幾分曲がる。引きを楽しむ工夫を発見する余裕も出てきた。ウェッ トにチョンチョン当たりが出て、フッキングしたらその ままロッドを立てないで、流れと平行にロッドを引いてくると手元にグングン躍動が伝わる。できれば6ft#0.5のグラスロッドかなんかを作 れればいいのだけれど…。
  伊 南川
舘岩川C&R
湯ノ岐川
福島県
◇2025/9/26(金)
 曇り時々雨
 24℃
 10:30〜15:29 
◇イワナ 3尾
◇最大 22p
13:12
14:26
14:28


 

 


 





 今 シーズン最後の釣行。今ひどく疲れ切ったこの体で文字を書き 進めていると、これまでもあった「釣りを終えた疲労感」はどこからきているのであろうかと考えてしまう。実際の釣り歩く行為の行程の長さや起 伏の激しさや歩きにくさなど肉体的なものは疲労感の根底にはあるのだろうが、思った以上の釣果や大物との出会いや自分にとっての釣行の価値に 見合うものが達成できれば、いわば精神的なもので疲労感は軽減できるものだ。つまり最後の今日は、差し引きひどく疲れている。
 それは、釣り場へたどり着けない人の多さにあり、あらゆる駐車スペースに車は止まり、その全ては他県ナンバーで埋め尽くされている。それも 平日なのに…。自分が他県であるにも関わらずその車を恨めしくも思う。目論んでいた場所に車がいて、それを回避するための2番目の場所にも車 がいたので、すべての計画は根底から崩れ落ちた。ここで帰る選択肢はあったものの、せっかくここまで来たのだからという理由でいろいろな場所 を徘徊することになる。小雨は舘岩エリアに入ったときから降り続く中、遠目の安越又川に行くと葦に囲まれたスペースに土浦ナンバーが、また下 流からは伊南川の合流地点から釣り上がっている人が見える。少し戻り伊南川本流の橋の袂から、初めての場所に入渓するも反応なし。その後 C&R区間に移動するが全く反応なしで、釣れてくるのは稚ヤマメとウグイのみだ。
  昼食後、やはり湯ノ岐川の最初の目論見の場所へ行くし かないと車で向かった。郵便局の信号を曲がり、道を進んでいくと、あの場所に最初に止まっていたSUVが対向車線を通り過ぎた。しかしあの場 所に到着するも違う車が2台すでに止まっている。2番目の場所には運よく駐車スペースに車はなく、ここへ入るしか選択肢はなかった。既に支度 は出来上がっていたので、足早に溪までの苔むした斜面を降りる。狙うべきは、小場所でイワナが好きそうな場所、さらに遠目から、できるだけの ドラグ回避。フライは#12パラシュート、ロッドは8ft6in#3。しばらく歩いたが反応は薄く、やはり先行者の存在が影響はしている。そ れでも岩盤の上を流れるフラットな流れが、大石の並びで30p程落ち、大石の下はそれぞれの白泡を形成している。そこには2mほどのプールの ようなスペースがあり、いつもはスルーしそうな小場所だが、フライを浮かべた。「出た‼」感動とサイズの小ささが影響してか、ヒットと同時に 濡れた岩盤の上を引きずった。流れ着いた茶色くしみだらけの落ち葉の大小が岩盤と一体化している。
 その後最終地点付近では、深みでライズするイワナも発見できたが、不用意な1回のドラッグに引き寄せられたイワナは2度と水面に口先を出さ なかった。     
  塩 の岐川
富沢川
黒谷川
福島県
◇2025/9/24(水)
 晴れ
 21℃
 10:30〜15:29 
◇ヤマメ 1尾
 イワナ 4尾
◇最大ヤマメ25p
   イワナ27p
14:34
14:47
14:58
15:05
15:07

<只見エリアへの釣行>
片道約200q 時間4時間強


<1頭の母親熊と2頭の子熊 >
今釣りをしていた所から数百mあたりで3頭の熊が道路を走り、森へ消えていった。近くには民家が何軒か立っている。  






  この只見エリアは今シーズンほとんど釣りになってな く、最初で最後である。それでもこのHP内の「私的ルート検索」でも紹介したが、最短で黒 谷川へ は自宅から207.6q、笠間西から真岡まで北関東道を利用するも走行時間は4.7時間。今年はこれを日帰りでやってきた。シーズン当初は車 中泊など実施してきたが、4/9以降の釣行ではカートップテントの出番はない。もちろん観光やキャンプとして利用するなら連泊も可能なのだ が、フライフィッシングの釣り上がりにおいては、体力の消耗と筋肉痛を伴う為その回復が次の日にはできていないのだ。それにも増して、連日 TVで取り上げられている熊の目撃や被害。テントは高い場所にあるものの、夜中トイレに起きた時、近くにいたらなどという不安もあり車中泊を 止めていることが理由でもある。そういえば、またもや熊を目撃してしまった。去年6.12に同じ川での釣行の際「テントを立ち上げ、スマホを 見ながら涼んでいると、誰もいるはずのない場所、急に一人の男性に声をかけられた。近隣で2頭の熊が目撃され、母熊はわなで 捕獲したが、小熊がいるらしく、その為様子を見に来ていたらしい」と言われたその場所から数百mほど先の道路で3頭の母親・子連れの熊たちが走っていた。2024年度まで の釣人生で一度も熊を目の当たりにすることがなかったのに、2025年今年2回目の目撃となる。やはり熊はかなり身近なものになってきた。
 過去に一番いい思いをした塩ノ岐川にはやはり思い入れもあり、ここまでの道のりの苦労を払拭してくれるのではないかという期待の中でここへ 来てしまった。 全く反応はない。時折「バシャ」ということ生まれたての魚たち。これは何度出ても針掛しないのが不思議なくらい。さらには小指を一回り小さ くしたほどのウグイ。 退渓点がないので、否応なしに釣れぬまま時間を費やした。気乗りはしないが、小渓流の富沢川へ移動。短く堰堤に区切 られたこの川は小規模な上に 葦の中を進むしかないような場所で、葦がなければ結構小ぶりなイワナが釣れてくるのだが…。退渓し暗がりの車の中で昼食をとりながらどこへ行こうか 思案、結果20qほど先の黒谷川へ行くことを決意し、 道脇にはみ出た枝に接触せぬようそろりと車を走らせた。
 山に囲まれた川は夕暮れが速い。まだ午後2時だというのに、日影は夕方を思わせ、無意識のうちに気持ちを不安がらせるようだ。それでも少し 進むと、 段々の背の中のちょっとしたフラットな場所でイワナが反応し釣れてきた。開けた状態から、少し歩くと右岸側から岩盤が迫り急深の淵が岩盤に沿って 流れを蛇行 させている場所に出た。 「ヤマメだったらこんな場所でもライズするんだけど?」と思ったら、一番奥(上流)のど真ん中でライズ。つかさず右岸側で、立ちこみ可能な水深 まで静かに移動した。キャストをすると、追い風でも 吹いたのだろうか、思ったよりフライは上流に届き、#12サーモンピンクのインジケータのパラシュートフライが小さきながらよく見える。私 は秋になると デカめのスタンダードフックに巻いたパラシュートフライを多用す ることが多い。ゆっくり水面をフライが流れ、木漏れ日の射した水面から岩盤の 壁に閉ざされた暗い流れに差し掛かると 音こそ聞こえないが「バシャ」という感じでフライは食われた。淵の中をグリングリンに踊りまわる魚は大型のヤマメと確信した。ネットに収まったヤマメは黒ずみ、 大いにさびが入ってパーマークがよくわからない状態だ。それでもサイズは25p、体高があり立派な秋ヤマメだ。さら に上流まで足を進めると岩 盤と流れが 作り出したイワナの1級ポイント、  手ごろな深さのある巻きが現れた。2投目には巻きの中心部にフライは落ち、「もっと岩盤寄りのほうが…」と思っているとフライが消えた。これこ そ尺なのかと思いながら、 8ft6inのロッドを腕ごとせり上げ、段々の背を下り落ちたイワナをキャッチ。27pのイワナを見てみると、寄生虫のようなものが2〜3個 体魚体に張り付いているようだった。 その後退渓点の橋まで釣り上がるも、小さいなイワナが釣れるのみだった。   
  大 谷川
栃木県
◇2025/9/19(金)
 曇り
 25℃
 9:00〜14:58 
◇ヤマメ 2尾
◇最大22p
9:08
9:18
 


 




  荒川を含め栃木県鬼怒川水系の渓流が今日をもって禁漁となった。2025年度を振り返って”もっとこうすればよかった”などという反省は尽き ないが、足しげく渓流を彷徨い”満足のいく釣りができた”と誇らしげに過去を振り返ることは難しいのかもしれない。それは期間設定がある場 合、必ず「終わり」があることから、どうしてもその期間の行動や出来事を思い出し、崇高なる理想と比較することによって愚かしくも思える反 省 につながるのだろう。この釣りの場合、他人との比較する機会があまりに少ないためか、向上心やら、改善行動につながりにくい。ならば、やはり 自分の抱く理想と戒めを繰り返すことから答えを導き出すしかない。
 午後から大谷川C&Rにいるのだが、今日も釣りを始める気配はない。それは素晴らしき釣りの友人であり、先輩たちが、たわいのない 話のうちに、フライフィッシングの自分の理想に近づくための見識・技術を与えてくれるからである。一般的な書籍・雑誌やビデオなどが示すもの は、よりよく新しく高いものを売りつけるためのプロパガンダであり、そこには本質的なものの考え方や改善工夫は少ないのではないだろうか。
 過去の釣れた記憶の中から、大谷川の今市地区の開 けた堰堤下にいる。ロッドは8ft11in#3、増水気味の白泡下にフライを投げ入れる。 秋の荒食いとか ことさらに雑誌等で紹介されてきたが、これまで経験したことは一度もない。一時的な気温低下は釣り人にとって過ごしやすい と言えるが、水温への影響や水生昆虫のハッチやそこに暮らす魚に取ってどうかはわからない。ちびヤマメが釣れるだけ で、日光地区への移動を 考えた。広々としたエリアに車を止めるが、ここから入ると思っている場所に入ることできるか疑わしかったが、 葦原をかき分け河原に出ると考えていた場所だった。それでもコンクリートの隙間などを細かくフライを流すも反応は薄い。  最後の砦とばかりに、C&Rへ移動を試みたが、ポイントが少ない上に、釣り人が多いことも影響し全く釣れない。釣り逃した魚はあったが それはちびヤマメでいつもの型のいいニジマスは前々日と同じで釣れては来ない。
 
  大 谷川
栃木県
◇2025/9/17(水)
 晴れ時々曇り
 30℃
 10:35〜14:50 
◇ヤマメ 4尾
◇最大22p
9:20
9:28
9:45
14:10




 



 




栃 木県鬼怒川漁協管内は今月19日(金)には釣りができるの が終わりとなる。しからば、秋の涼し気な大谷川と思いきやまだまだ残暑厳しく外気温は30℃、さらに結構晴れ間が広がっている。止めた車の近 くではトノ様系のバッタが飛んでは落ち、また飛ぶことをとめどなく繰り返している。汗だくの状態の中、普通に起こるようなティペットが絡まる ことでさえも、イライラは最高潮で平常心ではいられない。
 水量は多少多く(聞くところによると徐々に減水してるという)、ほんのり薄く濁ってもいるようだ。堰堤からはいくつかの筋に分かれているも のの、山岳渓流の名残を残した大・小の石の織り成す流れの変調、そしてそれは水深を変化させ、白泡や寄れや波を形成する。ヤマメの定位してそ うな流れを8ft6in#3ロッドでくまなく攻める。好んで使ってきたバッタ系のフライを替え、根拠なき#12パラシュートフライをつけてみ た。もちろんそうなのだが、投射性もよく、ティペットが団子になることもない。
 体 高のあるきれいなヤマメを釣り上げた後、低い堰堤の下に は四角く平たいコンクリートの板が引き詰めている場所に出た。コンクリートとコンクリートの間のくぼみでもヒット。左岸側をルアーマンが過ぎ ていった。低い堰堤の上はヤマメの好きな永遠に続いているようなストレートの流れ。流れの穏やかな手前も丁寧に流してみる。春にはヤマメのラ イズしていた沈み石も見える。だが、両岸は高く葦に覆われ全く川の様相は違って見えている。それは、ヤマメ半身川に つかり、ネット・ロッドを 背景とした手ごろな撮影ポイントは全くないことも意味する。
 確信的ポイントに差し掛かり、フライフィッシングのアドバンテージとばかりにロングキャストを繰り返していると、 「バッシャ」と飛沫ととも に、結構なサイズのローリング。その一瞬で針が外れた。分析すれば、ロングキャストにより、ドラッグのかかりつつのフライに出たためで、針掛が 浅くばれたとと思われる。そこから諦めて陸に上がればよかったものの、さらに堰堤を超え進んだものだから細い流れと2mにも及ぶ葦の迷路を永 遠に 釣りをすることもなく、歩いたため疲れた。
 その後、車に戻ろうと右岸側に作られた広場を歩いていると、最初に出会ったバッタの仲間が迎えてくれた。

湯 ノ岐川
舘岩川C&R
福島県
◇2025/9/12(金)
 曇り時々雨
 22℃
 10:35〜14:50 
◇イワナ 6尾
 ヤマメ 1尾
◇最大23p
11:00
11:05
11:24
11:31
12:46
13:16
14:20
 



 




  今 日はなかなか川選びが難しかった。ただ選択 肢は3つで、@鬼怒川水系(ほぼ大谷川)A舘岩川水系B伊南川水系(只見地区)、全て今日雨が降 る のか降らないのか、これまでの影響で水位や水質がどう変化してきたか(つまり釣りのできる状態なのか)ではある。天気(雨が降るか降らないの か)はMSN天気でピンポイントの予報を入手、水位は栃木県は「栃木県リアルタイム雨量河川水位観測情報」https://www.dif.pref.tochigi.lg.jp/index.asp  を参考に、福島県は「福島県河川流域総合情報システム」https://kaseninf.pref.fukushima.jp  会津南部を参考にしている。 で、大谷川はずっと雨予報、只見エリアも雨、舘岩水系はちょっと雨の降る時間帯はあるものの、雨は少 なく、水位 も安定しているようなので舘岩へ。
 9日(火)には取っ手をウッドに改造したス プリングネットを持ち出したものの、ぽっちゃりウェスト からは ベルトに装着したネット はズレ落ちてしまって、手繰り上げる作業が何とも不憫でならなく、今度は磁石の力で背面にネットを付けた。ロッドは7ft7inバンブーで、5X のティペットの 先には大型メイフ ライを中心にブナ虫フライなど状況に合わせていった。入渓後すぐに水深の浅い背でライズを発見した が、バックが取れず近づき すぎて逃げられた。やはり素材の特徴を知り尽くせていないせいか、バックキャストでライ ンが思ったより下がっているようで、高く伸びきった 草にフライを度々捕られた。それでもすぐ その先の薄暗いプールの上の底石が他と違い黒っぽい 流れ込みで最初のイワナがヒット。これは釣れたというよりは、幾分早い流れに乗ったフライに魚は出たが、食いそこなったようで遅れ てきたティペットに体が絡み、合わせた瞬間フライが胴体に引っかかったようだ。
 いつものライズポイントに差し掛かると曇天からかなり強めの雨が落ちてきた。餌釣り師も多く入っている場所だが、長い背が続き、さらに倒木 が多いため イワナたちは釣り人の姿を見つけやすい。つまり釣られる前に逃げてしまう為、ライズするイワナたちが温残されてるわけだ。やはり倒木の下でライズをし、白い石の上に定位し ているのでこ ちらからは黒いイワナは丸見え。手前の背でも2〜3尾のイワナがクルージング。でかめのフライは無視。小さなフライでもおちょぼ口でフライを突っつき フッキングはしない。なかなかセレクティブ。ならばアントの出番とばかりに#14カーブドシャンク、現場で短くしたウィングは白いラムズウー ル。倒木下より手前にい るようなので今日は難易度は幾分低く、何度かのキャストをしているうちに真上にフライが落ちた。何くわぬ様子で「ふ〜」と浮いて、怪訝そうに フ ライを咥えた。周りの枝に潜り込まれないよう水面と平行にロッドをぐっと引いた。一瞬逃げおおせるつもりなのか、引いた弓なりになったバンブーはそのま まの形で耐えている。ラインを手繰るとサイズはそれほ どでもないので、観念してすぐさまネットに収まった。ブラインドで釣ることが多い中、ラ イズの主を釣り 上げることは非常に楽しくドラマチックだ。
 その後、雨粒は大きくなり、激しさを増した。雷でもあれば入渓点まで急いで戻るところだが、さらに上流の様子が見 たくなったため、合羽を取 り出し羽織った。流れの筋になぞいることの少ないイワナが、筋でヒット。まだまだいそうだ。大粒の雨の水面を打つこ とで警戒心が薄れているの か、活性が上がっているようだ。
 もう上がろうと思ったのだが、入渓点の右手の木が覆い被さった深みの部分もイワナはよく定位していることを思い出した。上流からフライを 流し込んで  いくとゆっくりゆっくりフライが流れ、まんまとフライに出た。この場所も入渓点の為、入るや否やここについていたイワナはどこかへ消え去っ てしまう。つまり温残されやすい場所であることが証明されたともいえる。
   大 谷川C&R
栃木県

◇2025/9/9(火)
 曇り
 30℃
 9:30〜14:20 
◇ニジマス 3尾
◇最大24p
10:06
10:57
13:05
 



 



  先 週水曜には只見地区に行ったのだが、夜から朝にか けて雨がかなり降ったらしく、増水・濁流で釣りにならず、舘岩方面に行ったのだが、好んで 使用してきたI’s3が枯れ枝に押しつぶされ、折れてしまい途中退溪した。もちろん何も釣れずかなりの時間をかけて行程が無駄となった。
 午後から雨の予報が出ていたため、C&Rへ最初から向かった。これは非常に珍しい行為で、栃木県の大谷川を訪れる場合、まず今市地 区やら日光地区やら、あるいは最上流部の馬返し地区などに行って、午後にこのC&Rに向かうことが多い。釣 れることは確実ではないに しろ、これまでは最後の砦として、何尾かのヤマメ、ニジマスに心を癒されてきた。そして、午後からきてあまり釣れないと午前中「誰か釣ってい るのかな?」と先行者の有無を疑ってしまう。そしてそれがなければもっと釣れるのかなとも考えることもしばしばだった。やはり先行者はいたの だ。自分が準備をしていると、フライマンがすでに釣りを終え帰り支度。「どうですか」と聞くと「ヤマメが2尾」とおっしゃっていた。さらに 「朝早くルアーマンが釣りをしていた」という。
 ま ずは最下流部から釣り上がってみた。そこでもフ ライに反応し魚体を反転するヤマメなどはいたものの、フライを食 うことはない。その先に は、段々の 堰堤の脇にあるコンクリートの角から直角に落ちる川の流れ。数メートルに及ぶ流れの糸が、これまたコンクリートの床に飛沫を上げて落ちて行く。  白泡の陰と酸素を大いに含んだ深めの流れには、魚がついていることがある。堰堤を上がろうと振り返った瞬間、ニジマスがフライを食った。 何とも言えない1尾目の魚はニジマスだった。 その後、あまり汗っかきでない自分の額から流れる汗をぬぐいながら、丹念に流れにフライを浮か べるものの  全く反応はない。流れを進み、石を超え、砂に足をとられながらも最後の堰堤まで来てしまった。そこは堰堤から流れ出し、一段落ち、左岸側の3つの大石  の脇の流れ。3番目の石の前でフックアップ。そのまま魚が1段下の流れに落ちるのかと思いきやグングン泳ぎ登り、自然と手前に引き寄せるこ とができた。  
   大 谷川
栃木県

◇2025/8/27(水)
 曇り(雷鳴は近くでなっていたが雨は降らず)
 30℃
 9:35〜14:44 
◇ニジマス 3尾
◇最大23p
12:02
13:19
13:43
 
<バッタフライ#14 >
フック:TMC200R ニンフのロングシャンク
※家にあったから使ってみただけ、フッキングは悪くないがすぐ外れるようだ。

 




 さすがにこの暑いさなか、里川と呼ばれる「大谷川」釣行に際しては、自分自身の暑さ対策と日中に魚がドライフライに反応する のだろうかという両者の過酷な環境下の対応が問題となっている。 しかし、そんな中冷たく鮮烈で透明な流れに足を浸すと身も心も癒される。さら にところどころに繁茂し花を咲かせるバイカモが、流れに 身を任せ揺れ動くさまは一瞬の安堵感と清涼感を与えてくれる。
 そんなバイカモの揺れる今市地区の流れだが、全く反応はない。堰堤下で小さそうなヤマメが、自分のテレストリアルフライを咥えきれないの か、フッキングはしそうもない。それならばとホイットレーから小さめのウェットフライをつまみ出しつけてはみたが、 それとて同じく反応はな い。しばらく釣り上がり、釣り下り汗が、フライベストの肩あたりに染み込み、足取りも重くなる。対岸では、今日は曇りなので元気そうな方々 が、その歓声こそ聞こえてこないがゲートボールを楽しんでいるようだ。
 そんな時、いつでも助け舟を出してくれるのがC&Rだ。そうだC&Rへ行こう。まあいつもそうなのだが‥‥。重い 9ft#3のロッドで人差し指の第二間接あたりが痛いので、ロッドを軽い8ft11in#3に替える。なんと軽快なのだろう。最下流部から バッタフライをつけて釣り上がるも、反応はない。「ここでもか‥‥」1つ目の堰堤を超えたあたりで、すぐ戻った。それは昼食時、約束のない RiverKeeperとのミーティングがあるからだ。日影となり、雨よけともなるふれあい橋(歩行者用)の下、上空の厚い雲から轟く雷鳴を 聞きながら会話は続く。その後、C&R中間あたりまで草原を歩くのだが、ここしばらく木製杭をコンクリート(?)杭に変更している業者の方の トラックなどの行き来で歩きやすい。
 すぐさまパーマークの残るニジマスの幼魚が、大石の下の巻きで釣れた。その後釣り上がり、最後の堰堤が見え てきた手前の大場 所(大場所というより必ず反応がある場所)の真ん中の筋を流すと、 ニジマスが浮上。次はドラッグを回避しながら丁寧に流してみるとヒット。サイズに似合わずなかなかの引きで、軟(やわ)で長めのロッドは、魚 の泳ぎに翻弄されっぱなしの状態。
 その後反応はあるもののフキイングには至らず、釣り下った。大石の脇を流れる筋で3尾目がヒット。意外とやる気のあるニジマスは浅い流れの 筋にもいるらしく、そういう場所も丁寧に狙った結果のようだ。さらに最終地点まで釣り下る元気はなく、退渓とした。
    湯 ノ岐川
福島県

◇2025/8/20(水)
 晴れ時々曇り
 30℃
 10:14〜14:29 
◇ヤマメ 1尾
 イワナ 2尾
◇最大23p
12:02
13:19
13:43
 
<サラテクトミスト リッチリッチ30 >

 取扱注意の第2類医薬品に指定されている虫よけ、虫よけ成分が最高濃度の30%配合、しっかりとした虫よけ効果が5〜8時間持続する。
 公式発表の対象害虫は、蚊、ブユ(ブヨ)、アブ、ノミ、イエダニ、マダニ、サシバエ、トコジラミ(ナンキンムシ)
 結構効くようだ。




 概況としては、お盆を終えたというのに連日猛暑が続き、山間部は避暑地としても有名だが、ここ南会津も気温30℃を超えてい る。前回来た7/30と比較すると水は幾分減少気味で、まとわりつくようなアブは少なくなってきていているが、目まといは依然多い。この日の 為に購入した【第2類医薬品】医薬品 サラテクトミスト リッチリッチ30 200mLを帽子や服など目元に近い部分にはふりかけ目への侵入を防いでいる。
 久しぶりに以前定期的に訪れ、ある程度の釣果を期待できた流域にフライを流しているも全く反応なし。最終堰堤まで来るが、いつも出てくるヤ マメがフッキングミスしたのと白い砂の上に定位しているすこぶる反応の薄いイワナが数尾。これらはこの減水による影響からか、既に先行者が あったのか、これまでこんな状況は経験がない。結構な距離を歩き続け、魚からの反応がないことからの脱力感を背に、次のポイントへ向かう。そ のポイントはすぐ上流なので、昼食後となる予定だ。車のエンジンをかけていても、頭が割れるほどの猛突進のアブは少なく、そんな中ドアを開け ることが気にかからない。
 やはり入渓後すぐに平瀬に無数のライズ‥‥ ということは考えにくかったが、歩みを進めても反応はない。「ここもか〜」と諦めかけていた が、プールの上の傾斜のある程度ある平瀬をヤマメ狙いでフライを流すとヒット。いるはずのないイワナがヒットし、移 動の途中なのか、気まぐれ なのかわからないが、それでも安堵した。今までの疲れとポイントを多く回ろうと歩幅を増す足は、小さな石でもつまずく始末。
 倒 木エリアに到着した。左岸側の崖沿いに生える巨木が、大雨の影響なのか川に崩れ横たわる。魚にとってはストラクチャーの意味合いよりも 天敵 (釣り人)にとって狙われにくい構造が作られているのだ。まずは1本目の倒木の右岸沿いの目の前の流れにフライを落とすとヒット。適当に流 したフライに出たものだから、焦ってフックアウト。前回はこの倒木とさらに上流の倒木の間でライズするイワナをヒットさせ非常に喜んだものだ が、そこにはいないようで、今は上流の倒木の下でライズする。倒木と水面の距離は70〜80p程度か。倒木の真下へフライは落ちるのだが、真 下へ落ちるフライには反応しない。倒木と水面の間を抜け1m先にフライが落とすことが必要と、ロッドを振りぬいた。偶然通り抜けたフライは落 ちた瞬間、イワナの口の中に!こうなるとこれまでの苦難に満ちた過程が相まって、嬉しくてしょうがない。一人で嬉しがっている自分の姿を一匹 のアマガエルが倒木の上から見ていて、笑っていたかもしれない。

大 谷川C&R
栃木県

◇2025/8/14(木)
 曇り時々晴れ間
 30℃
 9:26〜15:09 
◇ヤマメ 2尾
 ニジマス 5尾
◇最大24p
11:05
11:08
11:37
13:47
14:43
14:55
14:59


<お盆をAIに尋ねると…>


<殺生戒を破るとどうなるか…>








  ご先祖様をお迎えする行事は、仏教が伝来する前から行なわれていたようで、仏教形式でお盆の法要が最初に営まれたのは、斉明天皇(さいめいてんのう)の頃の657年だとさ れています。お盆期間は8月13日から16日で、先祖の霊が家に帰ってくるとされ、家族みんなで迎え入れ供養を行います。そして小さいこ ろか ら言われてきたのは「お盆期間中は、殺生をしてはならない」ということです。殺生とは仏教で言うところの『殺生戒』の略で、地球上にいる生物 を殺すという意味で、生命を宿しているもの全てが対象となり、むやみに殺生をしてはいけないとされています。が、我々の推奨する 『C&R』と いう行為は、 それに当たらないのでしょうか?当たらないと信じて今日も釣りに来ています。
 お盆期間中ということで、道路の方は空いているような空いていないような、普段の土曜日という感じではあるが、訪問先の日光市ではやはり観 光地ということもあり、午後からは渋滞する場面も…。いつものように今市地区、日光地区とC&Rエリア外で釣りをするも、全く反応が 得られずC&Rに移動。やはり観光地、お盆の休日ということもあり、午後からは子供連れの釣り人達や犬を釣れた人々が訪れ、 C&Rの最下流部の駐車場は賑わいを見せた。さらにはこれまで見たことのないサルの親子連れの訪問もあり、情景は入れ代わり立ち代わ りといったところだ。
 ロッ ドは8ft3inの グラファイト、フライは河 原で最近よく目にするバッタ=グラスホッパーを#14のロングシャンクの余り物のニンフ フックに巻いてみた。以外にかっこよくできるし、フッキングもいいようだ。しかしヒシバッタ系の四角頭のバッタが多いのかと思いきや、実際は ショウリョウバッタ系のとんがり頭のバッタのようで、次には自分自身改善を期待している。昼飯までにはまだちょっと時間があるため、先週反応 の良かった場所へ行ってみることにした。やはり大石の前に陣取る活性の高いニジマスはいないようで、危険を冒して流れの筋にいるのは、20p 程のニジマスのようだ。12時を過ぎたところで、ガマの穂が揺れる中、砂に刻まれた鹿の二本爪の後を追うように駐車場に戻った。
 既に駐車場で昼食をとるRiverKeeperのFさんと再会し、ここ大谷川の状況はほどほどに、いつものように違う話で盛り上がった。し ばらくたった後、釣り始めようといつものC&Rの看板の下の積み石を降りた。そこには、随分前に釣り上がったと思われる子供連れの釣 り人3人が、ルアーなどで堰堤あたりを重点的に攻めているようだ。自分は入渓後すぐに、流れの筋の比較的浅い場所で1尾を釣り上げてはいたも のの、そうそう浅場に身を置くニジマスはいないようで後が続かない。大石の下の白泡だらけの薄暗い場所にダウンでフライを流し込むとヒット。 かなりの大物のようだったが、針掛が浅く外れた。
 ほとんど釣りのしたことのない最下流部から数えると第一、第二エリアあたりを釣り下ってみた。これまで反応はなかったが、通常なら本命っぽ いプールでヒット。横で見ていたFさんが「けっこう下っているね」※これはC&Rでは上流部でしか放流していないらしく、ニジマスな どが次第に下ってくるからという理由からの漁協の放流行為。さらに最下流部の堰堤からの流れ出しでもニジマス、ヤマメがヒット。これには ちょっとした小細工があり、バッタフライを流すも反応なしの為、沈ませウェットフライのようにターンさせるとヒットしたものだった。バッタフ ライは堰堤下の白泡の中でもよく見え、ウェットフライのようにも流せる万能フライだ。 
  大 谷川
栃木県

◇2025/8/6(水)
 曇り(午後から雷雨の予定だが15時過ぎまで雨は降っていない)
 34℃
 9:36〜13:44 
◇ヤマメ 3尾
 ニジマス 1尾
◇最大21p
9:55
10:09
13:26
13:34
<スプリングフレームネット完成>
グリップに装着するヒートン装着やカールコードをつなぐバックルの作成が終了した。





  こ こ数週間は、晴天による体への影響を考え、 日帰り南会津釣行を重ねてきたのだが、今日は曇りということで久しぶりの大谷川釣行となった。ただ引き続き「屋外での行動を控える」べく気温 上昇からは逃れられていない中の釣りとなっている。私自身は特に汗かきではないため、特に顔から汗をかくことなどはほとんどなく、いつもクー ルに過ごしているかのように見えるが、体には人並みに汗をかき、フライベストの肩まで汗染みが広がった。ドリンクも1日の真夏の釣行で、 500ml1本程度の消費で、釣りにドリンクを携行していないことが多いのだが、脱水状況で足を攣ることが多いことは比較的多くに知られていることではある。 ただ今回は500ml×4本を飲み干すことになり、水分の補給量としては足りていると思っていただ、最終的に到着したC&Rでは足を攣ること となり、 激痛でしばらくうずくまる事態となった。しかも両足を…。
 まずはこれまでの反応の良かった今市地区、日光地区とフライを流したが、ほとんど反応を得ることはなく、ちびヤマメが釣れるの みだった。一 番びっくりしたのが、あまり雨も降っていなかったので減水気味と思いきや全くそんな感じではなく、いつもの水量と水の色だった。今市地区では 6ft6inのバンブーは手前の急流をまたいだ奥の還流帯へのフライを落とすことを拒んだ。すぐ糸に引かれるフライが、ヒットゾーンであろう 場所を通過するが、全く反応はない。何度やっても同じことで、落ちて直ぐか、落ちで数秒かの違い位で…。日光地区でも同じで、堰堤下の白泡か ら左右に複雑に流れ落ち、また巻いている流れにいかにフライを留めて置くかが勝敗のカギで、それができない。さらに、立ち位置を前に取ること が唯一の解決策で、それは魚に警戒心を与えるだけであった。
 C&R へ着くと業者の方が、車止めのバーを抜いて 奥まで車を進め工事をしている。これまで漁協の軽トラのみが走る狭い轍が、普通自動車の轍に替わり、さらに周辺の草もきれいに刈られていた。 いつものようにC&Rの看板から入渓するとやっと何か安定した流れ、底砂の定着が見えてきたようだ。
 唯一反応が多かった(3尾ばらし1尾キャッチ)のは、メインの流れが蛇行し、大石に流れが石に沿って流れ、大石の並んだ隙間から流れ出した いくつかの流れとぶつかったような場所だった。一見流れは盛り上がり定位するような場所には見えなかったが何故かいた。他の場所でもいるのだ ろうが、石の陰や底に定位してドライフライには反応しないのであろう。C&R最上流部の堰堤下、キャスト後沈んでしまったデカめのテレストリ アルのフライを交換しようと、ティペットを手繰り寄せるいると石の間にでも挟まったのか動かない。手前の石の引っかかりを外そうとティペット を左手に大きく持ち上げると「グぐぐぐ」っと動くではないか、そのままティペットを引くと切れた。つまりは水中では居残りの魚はいるというこ とで、今日のドライフライで釣れる範囲では反応がなかったということだろう。
  湯 ノ岐川
福島県

◇2025/7/30(水)
 晴れ
 34℃
 10:16〜13:42 
◇イワナ 10尾
◇最大29p
10:33
10:45
11:08
11:51
12:06
12:14
13:10
13:15
13:18
13:26


<南郷トマト購入>
南郷トマトは、酸味と甘味のバランスが良く、身が引き締まったしっかりとした食感が特徴。7月下旬〜10月上旬まで出荷されており、南会津特 有の気候と高い標高、昼夜の気温差が「味と品質の良さ」を生み出しているのだが、今年の高気温は影響があるかも?


  今日も晴天の為、南会津釣行となった。あの 梅雨明けからすっと晴天・猛暑日が続き40度以上の過去最高気温をマークした地点が観測されたそ うだ。帰りにトマトを無人販売で購入しようとしたら、気さくな生産者である青年が、あまりの暑さで野菜が今後高騰するだろうと予測していた。 さすがにいつも行く炎天下にさらされた大谷川などの里川の釣行は厳しい。それでも涼し気と思われる山岳渓流だが、この気温上昇の為定説は覆さ れつつある。そんな谷でさえ直接太陽光が降り注ぐ場所は、何度か通過する時、早くその場所を通り過ぎたいとさえ思う のはそんな理由からかもしれない。
 到着地点は先週と同じ場所。あまりによさそうな雰囲気だったので、もっと丁寧にやったら釣果に結びつくと信じていた。「丁寧」というのは 入渓直後に既に平瀬に魚はいるのだが、垂れ下がる枝葉、ぶら下がる枯れ枝、その枝葉と左岸に生える草との間に張り巡らされたくもの巣に 何ともアプローチが難しい状態を打破することだ。ロッドは7ft7inバンブー、やっと釣りに余裕ができてきたのでの選択。フライは当初#11テレストリアル で十分と高を括っていたが、フライに反応しないのと投射性が悪く、#13に変更。手前の大きな木に水面が覆われたライズの主は、そうそうに逃 げられた。 対岸の木の枝の下に体をねじ込みながら、さっきの大きな木の下をサイドキャストでその先を狙う。ロッド素材の弱点か、フライを無理にでも押し出す もうちょっとがうまくいかず、ライズの手前にフライは落ちた。何度やってもだ。平瀬の自分の見える一面の少なくとも5か所ぐらいで散発ながら ライズはあり、 奥の奴は赤とんぼにライズした。距離を詰めるのは得策と思えなかったので、キャストのしやすい右岸ぎりぎりまで静かに移動した。ライズは繰り返しているようなのだが よく見ていると、20pほどしかない距離をゆっくりフライを見ながら浮上し、見極めながら食っているようだ。 左岸側のちょっと小石が並ぶ場所のライズは釣り上げた。 奥にはさっきからライズを繰り返すイワナ。さらにちょっと下流際に泳ぐイワナ。まずは手前を狙うが、全く反応なし。それはフライをいくら変え ても だ。 早々に奥のイワナにターゲットを絞るも、サイドキャストから期待していないU字キャストが見事に決まり、奥のイワナの大きく右脇の手前にフライは 落ちた。 すると確認できていなかったイワナがヒット。同じように確認できていなかったイワナがまたヒット。どれだけこの流れにイワナたちは泳いでいる のか。
 少し上流のプール は反応はなかったが、先週 そのちょっと上流の流れ込みの中央の緩くなった場所で、結構大きめのイワナが浮上しフライをつい ばみ、 流れに消えていった場所だ。それ程キャストは難しくはないが、慎重に一発で流れにフライを落とした。すると待っていたとばかりに、フライを吸い込みヒット。 手前の水深80pほどある深みにグイグイ引き込まれていく。リーダー・ティペットを滑り込ませて魚を引き寄せると 急な反撃で竹竿のティップ は水の中だ。 流れの中を左右に泳ぎまくるイワナの後にまた違うイワナが追ってきた。イワナの仲間の習性はよくわからないが、違うイワナはきっと「待って、行かないで、また会いましょ う」 と思っていたかは、定かでない。楽しくも手こずらせたイワナは29p。ネットインした瞬間フライは外れた。
  湯 ノ岐川
舘岩川支流
舘岩川C&R
福島県

◇2025/7/23(水)
 曇りのち晴れ
 31℃
 10:36〜16:02 
◇イワナ 4尾
◇最大27p
11:10
11:47
12:30
12:48


<スプリングフレームネットの作成>
そもそもあのプラスティックのグリップの既製品はあるが、かっこよくウッドグリップにしたくて作成中。グリップにす る木をを糸鋸で切って、ヤ スリをかけた状態。

皮のケースは持っている。
※以前R.L.Winston製品を扱っていた『T’s』で購入したもの

☆完成は待ち遠しいが、作成には老力?改め労力と根気と時間がかかる。


  梅雨明けされた猛暑の中、釣り場選びは水質や水量ではなく、日影があるかないかになる。さすが炎天下で何時間も釣りはすることは不 可能だし、 ここ山間部でも熱中症になりかねない危険性もある。これまでは茨城県の北部 大北川水系へ足を延ばしてはいたが、最近は舘岩川水系に行くことが多 く、今日も近場ではないが その選択肢 となった。そしてその場所まで行くには3時間以上の車の旅となる。その間、やたら快適な道路環境であるにも関わらず、ゆっくり車を走らせる老 夫婦の運転にイラつきながらも、舗装補修やがけ崩れ防止の工事などで寸断される道の初めの部分にたたずむ あの忌まわしき警備員や秒を刻む信 号機を前に、はやる気持ちを落ち着かせるのだった。 そういう時、「アクセルペダル・ブレーキペダルの操作を行わずに安定した速度を保てる」クルーズコントロールの出番で、右足の疲労軽減以上に前の車の挙動に右往左往するこ となく平穏な気持ちが維持できる。ただ地元のドライバーは、平均的な速度で運転しているにもかかわらず、たまたま観光できたドライバーと違っ て、必ず道を譲ってくれる。非常にうれしいのだが、実は「あなたの車に追従したい」そんな気持ちでいっぱいだ。
 湯ノ岐川へ到着。いつも先客のある入渓点、今日はまだ誰もいないようだ。この場所かはわからないが、7月中 旬には舘岩川水系への放流があり、放流魚交じりの年越しイワナ狙いだ。生き残ったイワナたちの 特徴でもあり、生き残るすべなのか、背・浅場に出ていて釣り人が来るとプールに逃げ込む。逃げ込んだ魚は反応しないし、すでにプールにいた魚も警戒する。 そうなるとわかっているのなら浅場の イワナをまず釣りたいところで、イワナのつきそうな浅場にフライを流す。そしてプールでの釣り、さらにその周りの巻きや還流帯を狙うことにな る。浅場のイワナは常に移動 しているので、なかなかと らえられず、プールでの反応もなく、巻きではちびイワナのみが反応してくる始末。
 8ft6inスローなロッドの先には#11テレルトリアルパターンをいったん結んだが、反応がよくないので、#14にサイズダウン。さらに は過去に見ることなかった蜘蛛(クモ)の巣が多くあって、5Xのティペットもいとも簡単に切れてしまう。春先まで低水温が続 いたせいで(雪代が続い た)ヤマメの生育が悪いのか、いないのかまったく反応しない。
 ちょっと明かりが届かないプールに入ると、蝙蝠(コウモリ)のような大きな蛾(ガ)が、やたらずっと飛んでるなと思ったら蝙蝠(コウモリ) だった。大木の枝の下や水面ギリ ギリなど半径5m位を飛び回り、自分の顔の横を通り過ぎ、大木に蝉(セミ)のように止まった。初めての光景と経験だった。
 かなり釣り上がってきた。2022年だったろうか、この広く長く続く浅い流れでイワナがクルージングし何尾かを釣り上げた記憶が蘇る。見覚 えのある横たわる大木の先でライズ発見。#3ロッドでの限界に近いロングキャストを余儀なくされ、キャストとラインスラッグに気を使った。白 砂に茶色や黒色の小石、大きな沈み石が広がる中、ライズ地点を茶色の沈み石前と確信し、キャスト。反応はない。緊張を抑えるため、手前の流れ の筋に何度か投げ入れるも期待もしていないがやはり反応はない。フライは#14ホワイトインジケータのカーブドシャンクに巻いたハックルス タッカーを再度同じ沈み石の前 にキャストし、しばらくフライが流れるとヒット。ここへ来るまで大きめのイワナをばらし続けてきたので、ネットへの取り込みをかなり期待していた。平瀬を駆け巡るイワナを やっ とネットに収め安堵。27pのイワナだった。その後、別の支流などいったが反応なし。 
  塩 ノ岐川
黒谷川
福島県

◇2025/7/16(水)
 曇りのち晴れ
 31℃
 10:48〜13:14 
◇子ヤマメ 3尾
◇最大

南 会津の通行止め



  まずは、先週7/11(金)雨による影響で釣りの出来なかった大谷川の状況から
 平水時[神橋]では0.44mで、6/27 0.47mで釣りをすることができたが、結構水位は高くC&Rでは午後濁りが入った。7 /11(金)AM6:00の段階で0.50m 現地へ行くと大谷川全域で濁流と高水位で釣りのできない状況。いったん宇都宮方面に向かい、しばらく 釣りのすることのなかった田川へ行くと濁りはなかったが増水気味。一応釣りらしきことをしたが、流れに足をとられそうなので退散。 午後再度大谷川に向かい、最後の望みと葦をかき分け川面へ降り立つも、濁流で水位も0.50mと変化なしだった。こんなことのないようにと水位を分析していたが、 水郷橋の水位観測ができないため「神橋」の分析を進めるしかない。ただ釣り人の鎖がか、できるかもしれないという一抹の望 みが、現地へ行って釣りの出来ないという悲劇を生む可能性は秘 めている。
 
 今日も関東は大雨の為釣りの出来ない状況で、ちなみに大谷川神橋は0.67m(平水時0.44m)となっている。南会津釣行の途中那須塩原 を抜けていくのだが、関東では釣りの出来ない状況の多い中 箒川C&Rはダムの上の為、いつもは水位こそ高いが釣りはできそうだと横目で見てきた。今日はそうでもない。濁流が大岩を洗っている。一抹の不安が影をよぎる。 ただそんな状況中でも過去においては、南会津ではほとんど水位の変わらぬ、透明の流れは存在していた。しかし田島の道の駅を左折し、舘岩川に 向かうと「通行 止め」 の看板と警備員。伺うと前日の大雨の影響で道が決壊し不通だという。途中の道がダメか!落胆する気持ちを抑 え、急遽Uターンし只見方面へ向かい、3度目の正直とばかり塩ノ岐川に 進路を決めた。11:30頃 いつもの場所に車を止め、釣 りの準備を進めていると砂利道を降りてくるルアーマンが…。話を聞くと自分と同じように毎年いい思 いをしているここ塩ノ岐川に来てみたが、全く反応がないという。どちらかというと下流域の方が反応はよく、それでも ちびヤマメがついてくるだ けのようだ。それから川へ降り、釣りを始めるが、その言葉通り#11のビックフライには痛々しくフックアップしたちびヤマメが釣れるのみだっ た。いつもなら堰堤を超えさらに釣り進めるのだが、やる気をなくして退渓。黒谷川に向けて車を走らせ、まずは 倉谷川と思ったら、先客が…。  今日は結構釣り人が多い。林道へ覆い被さる草木の間を抜け、黒谷川本流へ向かう。やはり釣れない。どうしたことか? 画像はないのは釣りあげていないことが理由だが、ちょっといいサイズは塩ノ岐川では2尾、黒谷川では1尾かけている。針掛が浅いせいかランディング前でばらしてしまい、ま だまだ 活性が低いのかもしれない。
  湯 ノ岐川
福島県

◇2025/7/2(水)
 曇り午後から雷雨
 30℃
 10:48〜13:14 
◇ヤマメ 1尾
 イワナ 8尾
◇最大27p
11:22
11:42
11:50
11:59
12:08
12:18
12:42
12:52
13:02


価格639円
ウォーターボトル、熊スプレー、おもちゃのピストル、車の キー、財 布など

価格731円
ポイント:3点式、留め金がプレスティック製(錆びない)




  前回5/28に同じ場所に来たときは、全く魚の反応が得られず一帯の変貌に心穏やかではなかった。何しろいつ行っても魚に出会える貴重な場所 だったからだ。道を挟んで一面に広 がるその場所は、そば畑の印象ではあったが、今では荒れ果てている。その場所をオレンジ色のトラクターが、 端から端時まで耕している。また、気温上昇による体への影響もさるものながら、午後から雷を伴う集中豪雨という予報が出ているのも気がかり だ。
 前回から東北熊対 策使用のウェストバックを採用したが、全体の重さに耐えきれずズレ落ちてくるという最悪の事態に 発展したが、今回はサスペ ンダーを導入し改善を図った。しかし、ウェストバックの利点であった腹のあたりでクルッと回る機能は失われてしまっ た。 巻きこそ少ないエリアではあるが、ロングティペットでのドラッグ回避を最大限に生かせるようロッドは8ft3in#3を選択。しばらく反応はなかったが、 いつもはフライを流してもいなかった開きの浅場を流すことにより、反応が増えていった。さらにあまりイワナが好まな い場所ではチビイワナが#11のフライに かかったり今後も楽しみな場所になってきた。2023〜2024年あたりは急にヤマメの姿が目立つようになり、 イワナはどこかへ追いやられた感はあったのだが、今年はヤマメは全く見ない。溪の状況がその生態により、いいのか 悪いのか判断はつかないがどちらでも いので多くの魚・大きな魚と出会えればと楽観視している。
 この場所は段々の大石から抜け出た流れが、 広めの長めのプール形成し、手前では長い肩が見え、本来は重要視しなければならない場所なのだ が、フライのインジケータが 覆い被さった巨木の枝葉で見えづらく、去年までは流心でヤマメしか反応してこなかった。まさに今流心で小さめのライズ、その上をフライを流すも反 応なし。 いつもはそのまま左岸側にわたり少し光のさす岸を歩いていくのだが、その左岸側の緩い流れにフライを落とすとイワナがヒット。さらにそのすぐ脇の流れ出し でもヒット。その後も緩い流れでも底にちょっと変化があれば、ロングキャストでフライを流すとヒットにつながった。
 堰堤による流れの終盤に差し掛かり、細い急流の脇をフライを流そうとしたが、ミスキャストで流心にフライが落ち流 れるとフライに魚が浮上。 「これはイワナじゃないな。」これまでヤマメの反応がなかったため、休眠中であったヤマメモードが復帰していくのを感じた。もう一度流れの初めから 波立つ流れのど真ん中にフライを流すとヒット。以外にも暴れずネットインしたのは27pの幅広のヤマメ。細く銀色の縫い目のような側線の下に は、オレンジ色の 淡い円の中に青みがかった丸いパーマークが連なっていた。そして飴色の大きな胸鰭の先には、凛々しい頭部からギョロっとした目が 下を向いていた。
 鱒沢川の様子見と、車止めまで来ると雷鳴が広がっていた。しばらく雨の降ってこないので、釣り始めると土砂りの雨。退渓点から必死に土手を 上り  車に戻ると全身ずぶ濡れ状態で、さらに頭上に雷鳴が響き渡り雨は続いていた。
  大 谷川
栃木県

◇2025/6/27(金)
 曇り時々晴れ
 30℃
 10:21〜11:33 
◇5:00水位観測所
・落合橋1.58m(1.28m)
・水郷橋***m 
・神橋0.47m(平水0.44m)
・町谷0.42m(平水0.15m)
大谷川かなり水は多いようだが、釣りはできる。できればいつもはちょろちょろの背が多いエリアで釣りをするといいかも…。

◇ヤマメ 3尾
◇最大23p

10:33
10:36
10:46










  この季節、釣りが可能な日であるかを判断するため、その場所の降水量、水位状況を見ている。最も簡単な判断では、その川の水位観測所の平水と の水位の比較して平水に戻っていれば問題はないのだが、釣り人の鎖がで、どのレベルまで減水すれば釣りが可能であるのか気になるところだ。し かし、減水の過程でどの状態であれば、釣りが可能か?またその時の濁りはどの程度なのか?などは現場に行かないと判断はつかない。
 今回の釣り場は「大谷川今市地区」と「C&R」。10:30頃 今市地区に到着すると濁りはないものの、ある程度予測された範囲で の水量で、釣りができなくはないレベルで早速準備に取り掛かった。13:00頃C&Rに入り、多少水量が多い程度でニジマスには適量と思って 入渓すると、みるみる濁りが入ってきて釣りができない状態に変貌してしまった。
 今市地区のこのエリア、いつもは右岸側の駐車場から入るのだが、宇都宮方面からくると中央分離帯があるため交差点でUターンし、その後上流 のC&R方面に行く場合途中又Uターンしなければならなかった。今回は左岸側の駐車場に止めることにより、Uターンをせずに行くこと が可能だ。
  堰堤から変速で落ちるか なり強い流れを交わすためロッドは8ft8in、フライは#13テレストリアルパラシュート、羽根つき。いつもは堰堤から落ちる直後の撚れた 流れの中が一番のポイントなのだが、あまりの水量で反応はない。流れ出しでは左岸側が最も反応がよかったイメージが あるのだが、今日は全く反 応なし。丹念に釣り続けると中央の幾分緩くなっている流れから反応が出てきた。鼠色の雲が上空を覆い始めると、透明な流れが鉛色に変化し、 サーモンピンクのインジケータも見づらくなってきた。周りに比べ緩いとはいえ意外とフライにドラッグがかかるため、リーチキャスト、メンディ ングと慣れない手つきで繰り返しているとヒット。流れが速いこともあり一瞬「ピチュ」といったフライへの出方だが、しっかりフックアップはし ている。ネットを家に忘れてきたこともあり、ヤマメは水面で泳がせ画像に収めた。結局3尾は同じ場所で釣れたもので、また同じフライで釣れた ものだった。
  大 谷川
  大谷川C&R
栃木県

◇2025/6/20(金)
 曇り時々晴れ
 32℃
 9:22〜13:59 
◇5:00水位観測所
・落合橋1.29m
・水郷橋***m 
・神橋0.44m
◇ヤマメ 6尾
 ニジマス 1尾 
◇最大ニジマス33p

9:55
10:30
10:36
10:49
10:53
10:57
13:40










  実は18日(水)意気揚々と 毎年のように釣果をもたらしてくれる 只見地区の塩ノ岐川、布沢川へ向かったが、全く反応が得られず釣果ゼロのまま自宅に戻った。片道3時間半、220q程の道のりは完全に無駄になった。当初から何かがおかし い、いつもと違う。原因がわからないので、今後いつものような状況に戻るのか心配ではあるし、いつ訪れればいいのか教えてほしいくらいだ。
 その鬱憤を晴らすかのように大谷川を目指した。ただ「鬱憤を晴らす」などと公言すると返り討ちにあったとき、言い訳が付かないのでひっそり と家を出た。しかし暑い!まだ6月だというのに連日30℃越え。待てよ毎年こんなこと言ってるんじゃないかと調べてみると、宇都宮2024年 6月30℃越え10日間、2025年20日までで6日間。今年のペースでは多少30℃越えは多いかもしれないが、結構暑い日は例年増えている ようだ。
 はじめ大谷川今市地区で釣りを始めた。ロッドは使ったことのない7ft程度の昔っぽい#3グラスロッド。以前は緑のブランクに青いスレッド で、気持ち悪かったので基本ベージュ色のスレッドに巻き替えた。一か所目は結構釣り上がるも反応なし。次に移動。当初10 時半前にはほ とんど反応がなかったが、ツバメが水面の虫をついばみ上げているのを見てから、状況が変わってきたと思われる。 だんだんの堰堤から落ちる水は小刻みに波打ち、魚に取って食いずらい状況で、フライに出るも口に入っていないようだ。それでも水生昆虫の影響か 次第に手前の背に魚が入り込んで、微妙なドラッグを回避できれば釣れるようになってきた。追い風の為#11のデカめのフライでもキャストは容 易だが、 伸びきったティペットではドラッグはかかりやすい。
 左手には先ほど駐車した自分の車が見える。右手には、これからゲートボール場に向かうご老人が、軽自動車から降りた。正面は車の行き交う橋 の上、歩道で青年が スマホを見ながら自転車を止めた。こんな平穏な環境の中釣りができるのこの里川の存在は、すこぶる素晴らしいのではないか。しみじみと感じ入って いる。 ク今鈴を鳴らし、入渓点を探し草をかき分け、やたら気になる目まといを左手で追い払いながら釣果のなかった前々日の「只見」が蘇った。
 そろそろ12時も過ぎたのでC&Rに向かうこととにした。C&Rの降り口から彼の車が見えた。ベンチで昼食をとっているようだ。 強烈な日差しを橋の陰で避けながら、自分も昼食をとり釣りの準備をした。入渓するも全く反応はない。最も暑い時間帯からの入渓が理由か、鹿の爪痕に交じって 明らかに今日の先行者の靴跡が理由か、ただ釣り上がった。明らかに魚がいることが分かっている流れに立つと、付いていた#14テレストリアル パラシュートを 何度も何度も流し続けた。しかし、これまで全く反応がなかったように反応はゼロ。一息ついて、まずティペットを5Xに取り替え、フライはボックスの中では デカくて、使用履歴のない#10ブラックエルクヘアカディスを括りつけた。入念にフロートジェルを塗り手繰って、目の前の流れに落とした。す ると一発で浮上する ニジマスがフライをひったくっていった。狭い流れだが縦横無尽に泳ぎ続け、今取り替えたばかりのティペットが、スネークガイドの中でキリキリ言っている。 限界のテンションで引き込んだ魚をネットに収め、メジャーを当てると33pのニジマスだ。最初で最後のC&Rの釣果となった。 
  荒 川C&R
  大谷川C&R
栃木県

◇2025/6/12(木)
 曇り時々晴れ
 25℃
 9:45〜14:59 
◇5:00水位観測所
・落合橋1.33m
・水郷橋***m 
・神橋0.44m
◇ヤマメ 3尾
 ニジマス 4尾 
◇最大ニジマス32p
   ヤマメ27p

荒川C&R
10:10
10:48
10:56
大谷川C&R
14:21
14:31
14:35
14:43










  今日の大谷川C&R 霧降大橋より下流の堰堤上から堰堤下の魚をエサで釣っているあるまじき「餌釣り師」の行為を目撃した。ご老人の ようだが、随分その場所で釣っているようで、私の姿を見るや霧降大橋の方へ生かし魚籠をもって去っていった。こういうモラルのない人にはなり たくないものだ。 
 やっと晴れ間が見えるということで、南会津でも行こうかなと思っていたら、荒川が6/15(日)鮎の解禁ということで急遽 荒川へ向かっ た。もちろん水位はチェック済みで各所平水で、荒川も落合橋1.33mと前日までの雨の影響はないようだ。せっかく なので最下流部から入渓。 ロッドは8ft1in#3フライはテレストリアル系の#14でロングティペット使用で、上空の鳥よけロープをかいくぐるために選択。
 久しぶりの荒川 川こそ変わらないが、葦など植物の繁茂は著しく、早春のように川沿いの陸地からのアプローチはほとんどできなそうだ。 さすが鮎の解禁前、ピョンピョン跳ね回っているのは鮎なのか、またフライにじゃれつくのはカワムツのみで、ヤマメからの全く反応はない。 1つ目の堰堤、1つ目の堰堤と何の反応もないまま川を歩き続け、堰堤を越えてきた。赤い取水用の水門が見えてくると幾分水深があり、ヤマメの流れ に 適していると勝手に信じていた。鳥よけロープの下をサイドキャストで、流れの真ん中にフライを置くとヒット。合わせた瞬間「プツリ」と切れた感覚、 もんどり苦しむヤマメの姿が数秒続き、口にフライが残っていることが予想できた。デカ そうだった‥‥。次の流れに魚が存在することの期待で、 気を取り直してみた。
 堰堤直下ともいえる場所に、今まさに6Xのティペットを新たに取り換え、フライを#13スパイダーに付け替えた一投目、フライに出た。 かなりでかそうで、どう見ても30pは越えてそうだが、ニジマスのようではある。ふと解禁当初漁協の方が言ってたことを思い出した。 「こんなでかいニジマスも放流した」と手のひらを合わせてそれを広げて見せた。何度行ってもニジマスの魚影は見あれなかったので嘘なのかなとも疑っていたが本当だった。 狭い範囲をグリグリと泳ぎ続け、なかなかネットに収まらない。やっと釣れたのは32pのニジマスで、ひれもしっかりしていた。
 すぐ脇のチョコレートのようなコンクリートブロックの奥の横の流れに、同じフライを乗せるとまたまたヒット。古びたザ ラザラの激しいコンクリート にティペットを擦りながらも、強引に魚を引き寄せた。これまた解禁当初にはお目にかかれなかった27pにヤマメ。
 午後のルーティンともいえる大谷川C&Rに向かった。やはり生気を帯びた夏草はぐんぐんとそのエリアと背をすさまじい勢いで伸ばしていく。 川へ降りるまでの 踏み固められた小道でさえも消えかけている。ほとんど反応がないまま最下流部に戻り、再度釣り上がった。最上流部付近で一回目何の反応もなかった流れにフライを流すと ヒット。上から下まで反応だらけ。ここで実験を試みた。この流れの下には多くのニジマスがいることはわかっている。全く反応がなくなった場所 で、フライを替えることによる影響は? まず、#9テレストリアル、流れの寄れで浮上してフライに出たがフッキングせず。#9エルクヘアカディス、ガンガンの流れに流すフライに横から猛アタック尺越えのニジマス もフッキングせず。  
  南 会津
福島県

◇2025/5/28(水)
 曇り時々晴れ
 19℃
 11:27〜15:50  
◇ヤマメ 4尾 
◇最大22p
11:47
15:04
15:14
15:23




 と もかく釣れない。もちろん釣れないのだが、何かがいつもの舘岩川水系と違う。異常事態ともいえる状況ではある。それはこの地域での釣りで 出 会ったことのない動物に出会ったことも自然界の状況の変化を示唆しているのかもしれない。
 全体の状況を把握するため、とりあえず1尾を釣り上げこの日の釣行での安堵感を得るため 最初に訪れる場所がこ こで「湯ノ岐川」なのだ。ただいくら歩 みを進めていても何もない。ちびヤマメが釣れたが、ライズもなければ、イワナの逃げ惑う姿もない。何度も来ている場所なので「ここでは必ず反 応がある流れ」を把握しているつもりなのだが、そこでも反応はない。何も反応がないまま釣り上がると、ダムの方から飛んできた『やませみ』が 自分の姿を 見てUターンしていった。 希少低価値と谷の木々をすり抜け飛び、間近に見る姿は感動すら覚える。
 あまりの反応のなさ加減に嫌気がさし「鱒沢川」に移動した。先日タイヤハウスの中まで泥を落としてみた車をゆっくり走ら せていると『ニホンザル』1匹 に出会った。他ではたまに見るニホン ザルもここでは見たことがなく、群れでいることが多いので単独で見ることはほとんどない。途中までは去年新たに砂利を敷き詰めていて、水たまりはほとんどなくなったのだが 車止めの最終地点に近づくと轍の深めの跡と水たまりが目立つ。その右岸側の切り立つ崖の上に砂利の林道。そしてその砂利道のつなぎ目の 左側に は底草に埋め尽くされたスギ林。 その大量の光も届かない林道とスギ林のつなぎ目付近に黒い影が…。ゆっくり車を走らせるとスギ林の斜面を黒い 『ツキノワグマ』が駆け上がった。 以外にも漆黒の毛皮に包まれた熊は、緑の中で目立つようで、走り去る様子が確認できた。人生初の熊との出会いは車の中だったので、恐怖感は感 じられなかったが、これが釣りをしている最中だったらと考えると経験のない恐怖であると予想できる。海外のYouTubeで、手作りのツリー ハウス でアウトドアライフを楽しんでいる屋外。 熊の声を聴いたのであろか、すぐさまハウスの底にかけられていた梯子段に駆け上り、底板を閉め自分自身がそれに覆い被さった。しばらくすると その梯子段を上ってきたのであろうか、彼の寝そべる底板を「ドン・ドン」と突き押し彼の体は上下する。こんな恐怖体験はしたくないものだと 思った。 車止めに先行者はあったが、そのまま釣りをしてみた。何人入っても、いるところに必ずいるイワナが全くい ない。このまま釣り続ける意味を失い、今釣り上がった場所を下った。
 さらに支流に入り釣り上がるも反応は薄く、C&Rエリアに向かう。これまたいつもライズをしている場所も全く反応なし。やはりだめかと思い ながら車を止めた場所まで戻ってくると、足首くらいまでしかない浅瀬で何かがライズしている。ここら辺はウグイだらけで最近はフライを流すこ ともためらっていたが一応フライを投げてみる。するとライズ地点のヤマメの全てが反応するとは限らないが、確実にフライに出てくる。もちろん 20p前後のヤマメではあるが、「ライズ」「キャスト」「フッキング」の今日忘れかけていたフライフィッシングの楽しさが蘇ってきた。
  大 谷川日光エリア
大谷川C&R
大谷川馬返し
栃木県

◇2025/5/21(水)
 晴れ ちょっと風が強い
 28℃
 9:09〜11:11  
 12:15〜13:29
 15:00〜16:16
◇ヤマメ 3尾 
 ニジマス 5尾
 イワナ 1尾
◇最大22p
10:22 12:22 12:31
12:45 12:48 13:09
13:20 15:20 16:04


【スバルオプション三菱ナビの地図更新】
車2024年3月購入だが、よく大谷川に行くために通る「国道119号線水無バイパス」がない。この道は2021年10月に 開通したはずだが…。
→三菱電機カーナビゲーションシステム:OpenInfo会員情報(3回の無料地図更新の為)に登録しようと思ったが登録で きない。
→その後登録が可能になり、2025年4月に申請すると5月5月に2024年2月版のDVDが到着 し更新するとなんと119号線水無バイパスの上を通ることができた。当たり前か!


  前 日も気温が高く、真夏日を記録した地域も多く、35℃に迫る地域もあり、今日も少しは気温低下はあるが30℃近くにはあるらしい。この大谷 川へのうちからのルートは、なるべく距離を短く、なるべく渋滞を避けるために自己満足の上に考案したもので、現在走行中の横山街道(宇都宮 市)も通常ならば片側2車線の119号線を通るべきところ、田川沿いのこのローカルな道を走っている。この道の119号線日光ロマンチック街 道へ右折・合流する直前には、子供が小さい頃よく行った宇都宮動物園の小さな観覧車が見える。
  今回この長く伸びた大谷川、実際これまで自分が「釣りのしていない地域に楽園はないのだろうか」という疑問を払拭すべく探索に乗り出した。も ちろんそれは自分が訪れたことのない場所で、一般的には知られているのかもしれないし、今回 川へ降りる道は踏みしだかれてはいたがそれは問 題ではない。今回チャレンジするエリアは、広大な日光だいや川公園があり右岸側からはアプローチができなく、左岸側からとなる。 GoogleMapの航空写真からは河川沿いの道があるのだが、実際は鉄の開閉式バーで閉ざされていた。しかしバーがあることは、川への道が あるということで、目的の川へのそれ程遠くない砂利道を進んでいった。予想通り堰堤へとつながる道で、難なくそこから川へ降り立った。ちょっ とした深みを狙うのだが、小さなヤマメが突っつくだけで、フライに針掛もしない。風も強く、しばらくぶりに使うロッドということもありトラブ ル続き。初めての地を狙う場合、パイロットフライなどという言葉があるように一番使いやすく、いかなる環境にも対処しやすいロッド・リールを 選択すべきなのだ。やっと大堰堤下の太い流れにたどり着き、左岸側に主流が沿い白泡がなびいている。その岸際でライズ。流れが速いので「パ シャ」と勢いよく出たヤマメをキャッチ。その後も7ft6in四角バンブーから出たフライライン、左岸沿いの流れにフライを乗せるのだが反応 なし。
  12時近くになるのでC&Rへ移動。ニジマスは釣れてくるのだが何かが違う。ヤマメはすでに適水温を超えたのか反応は鈍い。ニジマスもあのひ れピンのニジマスは身を潜め、放流魚らしい装いのニジマスだけが釣れてくる。ただニジマスは下り始めているのか、下流域の大石の前でニジマス が反応した。そのまま、馬返しに移動。日光市内は相変わらず外国人の観光客が多くにぎわっているようだ。
 入渓後、ちょっとした溜まりには、おびただしいほどのモンカゲロウのスピナーが大手を広げて浮かび、水面ではモンカゲロウが羽化している。 そんな中全くライズはない。去年も同じころ15時過ぎにここへ来たときは、ライズが頻繁にあり結構いいイワナをキャッチした記憶もある。ロッ ドは6ft6inに替え、フライはモンカゲロウ似の#12。ちびイワナを釣り上げ、車に戻り、スポーツドリンクを飲み再度入渓。足腰の限界に 近づく足取りは、かなり前のめりになりケガの危険性を示してはいるが、ただ納得の一尾を釣りたいがために…。大石の落ち込みの右側にたるみが あり、そこでライス発見。流れをまたいではドラッグの回避が不可能と考え、ライズ地点を真上に自ら移動した。流れのほとんどないたるみに落ち るとヒット。サイズはともかくイワナであると確信していた魚は、なんとヤマメ。体に不釣り合いの#12のフライをほおばったヤマメは、成長期 であるが故の過ちを恥じるように芝の上で被写体となった。
  大 谷川
大谷川C&R
栃木県

◇2025/5/16(金)
 曇り時々晴れ
 25℃
 9:15〜9:50  
 10:04〜11:07
 12:26〜14:28
◇ヤマメ 11尾 
 ニジマス 1尾
◇最大25p
9:25
9:38
10:18
10:21
10:22
10:26
10:47
10:51
12:49
13:44
13:50
13:55

2024年において大谷川、荒川においては水位観測所のデータより釣行の有無を決定していた。 ただ今年に入り大谷川の水 郷橋の水位が「欠測」となっており判断ができなくなっていた。回復するまで神橋のデータを参考にしていきたい。
・神橋0.42mを平水




  いつものように、河川沿いの砂利道に入ると既に数人の餌釣り師の車が止まり、コンクリートの巨大堰堤の上から竿を出 している。先週末に放流が あったことをうかがい知ることはできる。そして彼らのエリアはそのちょっと上流の低い堰堤下までで、私のいつもの釣りするエリアはその上流の 平瀬となり、明らかに違うのも面白い。堰堤直下に餌を流す後姿が見える釣り人のすぐ上でヒット。葦で二分された流れで、葦から 流れ出てるかのような数メートル程の弱い流れでフライを吸い込んだ。しばらくライズを確認しながら歩いていても、ライズらしきものはない。ただ過去のライズ 地点の記憶が、フライを流すポイントとなり、意外にそれが効果的でもある。ロッドは7ft7in#4、記憶になければ流さないような場所でも ある右岸側のただの平背で #14のパラシュートフライを流しているとフライに出た。遠目でドラッグのかかり始めた 場所でのヒットなので、針 掛の浅さが心配なのだが、その心配をよそに魚の引きの強さはこれまでとは違う。左手で手繰り寄せるラインが透明になり、ガイドを通り始めると さらに不安は増してくる。それでもやっとネットに収まったヤマメは、24pと幅広であり生気がみなぎっていた。その後そこから移動し、少し上 流を目指した。
  既に今年も何度か来ている場所ではあるが、大石周りを丹念にフライを流していても全く反応はない。左右に大きく広がる堰堤は、その幅いっぱい に細かな段々の上を流れが落ちてくる。白泡は日に照らされ、白と水色に輝き、音を立てながら自分の前に広がっている。ポイントはやはり堰堤下 のここなのかと ここでもまた過去の記憶に頼ることとなる。だだっ広く思える流れだが、やはり筋のようなものはあ り、底の状態や障害物により 魚のつくポイントにもなっている。らしき場所を流すとあっさり魚はフライに出た。それもV字に広がり両脇を赤く染めた しっかりした尾びれを 持った25pがらみのヤマメが次々にヒットしてくるのだ。この広々とした川でバンブーロッドを振り、その先には大きめの#14のパラシュート フライ。 そういえば、この釣りが終えるまでこの一本のフライしか使っていない。何とeconomy?何とecology?なのだろう。 一人にやにやしている姿を、橋の上の車から、駐車場から、ゲートボールのおばちゃん たちから見られていないかと一瞬我に返った。さらに移動しC&Rに向かった。
  いつもの時間にいつもの場所でいつものように、彼を待っていた。ひとしきり話を終えると釣り場に向かう。一尾20p位のヤマメを釣り上げ、 次のキャストの瞬間ティップが折れた。車に戻りグラスフィール 7.8ft#3-4にロッドを替えたが、リールはそのままで初めて#4ラインを通してみた。 魚の付き場は変わってもいるし,反応も悪い。さらに魚はかなり温存されている場所で2度のラインブレイクで、やる気をなくした。 もちろん、グラスと言いながらひどく硬めのこの竿は、#4ラインでもさほど曲がっているような感覚はなく、不思議な感覚だけが残る。 それでも最上流部ではきれいなヤマメが反応してくれたので、早めに切り上げることとした。
  塩 ノ岐川
湯ノ岐川
舘岩川C&R
福島県

◇2025/5/14(水)
 晴れ
 23℃
 11:09〜12:25
 13:50〜14:20
 14:35〜15:59
◇ヤマメ 4尾
◇最大20p
15:11
15:17
15:43
15:47


カジカガエルがソプラノ歌手だったら・・・ 
AI生成画像

全然カジカガエルではない。




 


  満を持して、只見方面の遠征を計画し実行に移したが、まだまだ時期が早すぎた。どうしても近年の雪の少なさから、5月GW明けには最高のシー ズンに突入しているかのように感じてしまうのだが今年は違った。山肌には雪が残り、各支流もまだまだ雪代の影響か、溪は白濁し、かなりの水量 で、4/30に見た舘岩の状況に近い。フライフィッシングで釣りの可能な渓の状況としての判断では、5月末の週が適当なのではないだろうか。 これから移動する舘岩においてもまだまだ水量は多めで、5月3週目来週あたりが適水量になるであろう。
 毎年只見地区で は、非常に感じのいい「塩ノ岐川」に、まず最初に入るこ ととした。いたるところに残雪がり、駐車スペースには雪解けで姿を現 したカモシカの子供の死骸が無残にも横たわっていた。横たわっていたと表現はしたが、毛皮と骨だけでそれを形作るものはない。ある程度の透明 度もあり、部分部分では釣りになるかなと思って入渓したが、いつもの倍程度の水量があり あらゆる場所で反応はない。意外と水生昆虫は水面付 近を舞っていて 気持ちはライズを期待するのだが、そんな気配は全くない。しばらく釣りあがっては見たもののこの先の期待も薄れ、引き返すこ ととした。
 このままでは、らちが明かないとウェーダーもそのままで、舘岩方面に車を走らせた。湯ノ岐川の上流域に入ると車を置いた場所から入渓は楽 で、すぐ川に入れるのだが、支流の流れが入り込む手前の深みに魚がいるようだ。透明度はいい感じではあるが水量はやはり多い。よく見ていると 3尾のイワナが並んで底近くを流れにまかせて泳いでいる。左岸側の際に位置するイワナたちは、その岸に広がる木の枝に守られダウンでフライを 流し込む以外に釣る方法はない。であれば最後にとばかりに上流へ向かった。ライズこそないが魚はいるようで 逃げ惑うイワナの姿は見るものの フライへの反応はない。イワナの好きな巻きを徹底的にしつこく流すも反応は得られず、もちろん全くライズはない。こうなれば頼みの綱は 「C&R」か、とばかりに車を移動させた。
 近年自分自身の釣り場の開拓も進み、ほとんどこの舘岩川C&Rでの釣りはしていないが、魚の顔を拝みたい一心でこの場所に入った。やはり水 量は多く、あと一週間で適水量に戻るかもしれない。ロッドは8ft6inフライは#14パラシュート、いつもの定番 の形ではあるがフライに出 るもののフッキングしない。ここのヤマメは遺伝子に組み込まれているかのように、まともにフライを咥えることがない。それでもフライを#18 ブラックパラシュート(ありんこではなくカワゲラより)に変えると多少フッキング率が高まった。「清流の歌姫」とも称されるカジカガエルの美 声が耳元でなっているかのように聞こえる中、水量のほとんどない流れでもヒットしてきた。それでもまだまだ出るのだが、フッキングしなかった り かかりが浅くて外れたりだとか、C&Rで長年責められ続けた結果なのかなかなかのつわものばかりだ。
 それにしても長い一日だった。本来車中泊の旅の予定だったが、只見方位面が雪代でダメだった為、舘岩地区に移動。雪代はなくなってはいたが まだまだ水量が多くイワナたちの反応はなく、このまま滞在しても厳しい結果になるであろうという予想からC&Rでお茶を濁して帰宅。
  大 谷川( 馬返地区)
大谷川C&R
栃木県

◇2025/5/8(木)
 晴れ
 23℃
 9:05〜10:48
 11:12〜14:41
◇ヤマメ 10尾
 イワナ 2尾
 ニジマス1尾
◇最大21p
9:12
9:40
9:54
12:46
12:49
12:51
12:53
13:00
13:07
13:12
13:30
13:44
13:46





 



  昨 日は雨の為、釣行日を今日木曜に移動し、快晴の朝を迎えた。自由が利くのは出る時間も同じで、久しぶりに朝7時前 早めに家を出た。であれ ば 幾分遠い 馬返し地区を目指すのも悪くない選択で、早出の効果を高めるためにも北関東道をいつもの真岡ではなくその先の先の壬生から降りて、 日光宇都宮道路を土沢から清滝と時間短縮を試みた。
 今年初めての馬返し地区の釣りで、大谷川の上流域ではあるが、下流域とは全く異なる険しい山岳渓流の様相を見せている。大石を上ろうとする と上流域が目線の上にあることも多く、段差の大きさがうかがい知れる。目で見える高低差はそれを超えるための足・ひざの負担が大きいことを物 語って い る。カゲロウのハッチなど もあるよう だがライズはない。連休での責められ過ぎにより、一休みといったところなのか。解禁当初の情報では「下流域でヤマメが多く、上流はイワナ が多くよく釣れている」ということを聞いていた。今日のロッドは、R.L.Winston 7ft6in#3 プレッシャーを予測し#16ホワイトインジケータのパラ シュートフライを先端に付けた。 流れ出しのカタの部分でヤマメが1尾、その後イワナが2尾。それぞれの種が好きそうなでない流れでヒットし、すべてサイズは控えめすぎた。 川のそばのなだらかな土の上を下る途中テンカラマ ンに話を聞くと以前来た時(おそらくGW前)には大物が釣れてたのだが今日は反応なしということだ。
 そして気になるのはC&R地区での放流状況で、インバウンドでにぎわう日光市内を抜けてC&R最下流部の駐車場に向かっ た。大谷川沿いの道から乗っていた車のウィンドウ越しに、最近河川工事をしたばかりの川で、二人の方が何か川底をさらっているように見えた。 釣り人ではないので気にもならなかったが、珍しい光景ではあるので、今日も訪れるであろうriverkeeperとの話のネタの一つに取って 置いた。  早めの昼食を終えしばらくすると彼は現れた。ミニテーブルを囲み組み立てた椅子に座りながら、放流予定日後の状況を聞くとやはり一番上のエリアしか釣れていないという。 その後上流部から数えて2つ目の堰堤から入ると4/30に来た時、きれいに並んだコンクリートの堰堤も土砂に埋もれている箇所が多く見受けら れた。 噂の最上流部堰堤エリアは最下流部から反応はよかった。取り替えたロッドはバンブー 6ft6in#3、フライは#14パラシュート。くるぶしあたり位の浅い背の流れにフラ イを乗せると ヒット。バリカタのR.L.Winstonとは段違い、両極端に位置する超柔らかめのバンブーロッドから生み出されるロッドのしなり・弧は、魚を取り込むまでも演出を止め ない。 魚のフライへ浮上し針掛しない魚を含めたら、どれくらいの魚がこの浅く狭い場所にいるのだろうか、想像を超える密度であることは間違いない。   少し上流に向かいながら、釣り上がるとぽつぽつ魚は釣れてくる。堰堤直下でも2尾のヤマメに出会えた。さらに最初の場所に戻ってまた釣り始 めるとさらに釣れてくる。 それはriverkeeperの彼と交互に釣り場所を替えながらでもだ。  帰ろうと下流部を見ると先程の川底をさらうような二人に出会う。お話を聞くと国土交通省の方で今回の河川工事で流れを大石で中央部に集めるような配置をしたが、 不十分でそれを補完すべく手作業で大石の隙間を石で埋めているようだ。つい新しくも感じられた治水から自然維持(魚の生態維持)の河川工事も  今やそこで遊ぶ釣り人への 配慮もされているようだ。
  大 谷川(日 光地区)
大谷川C&R
荒川C&R
栃木県

◇2025/4/30(水)
 晴れ
 23℃
 9:06〜10:46
 11:13〜12:17
 14:01〜15:53
◇ヤマメ 6尾
 ニジマス3尾
◇最大32p
9:33
10:05
10:23
11:20
11:23
11:26
11:30
13:09
13:28

今日はベストを変えてみよう! AKIRA CRAFT





 



  平日といえ、GW期間ということで宇都宮市内も閑散としているかと思いきや、通常の交通量で意外と時間を食った。やっと市内を抜けると日光街 道、さすが桜は散った後ではあるが、紫の小さな花の群れとつつじの赤がそこらかしこで花開いている。
 最初は4/4に一度訪れた日光地区の大谷川。大谷川沿いのやたら広い広場に車を止め、外へ出てみると意外と風が冷たい。水量も全体には多い のであろうが、川幅がやたら広いため2本3本と川筋は分かれている。つまり狙うは流れが一か所に集まり水量が確保される堰堤下から20m程度 になるのであろう。このエリアで最大の魚を釣り上げたのは、大堰堤下ではなくコンクリートの低い段で、その下流部に は四角のコンクリートブロックのようなものが沈んでいる場所で、四角のブロックの隙間にヤマメはいた。その後もたまに反応はあるものの歩く距 離のわりに釣果が得られず移動。
 C&Rエリアは4/4の時点では大規模な河川工事が行われていた為、終了の確認と釣り場の状況確認が目的でもあった。漁協関係者の 話では「工事が終わらないと放流は行われない」ということもあり、5/4に行われる定期放流が気になっていた。自分の釣りにおいて よく雑誌 などで言われているような「自然繁殖でひれの欠損のない尺越えの渓魚」を釣ることを目標とはしているが、釣り場として選択せざるを得ないのは 【車を止めてすぐで魚影の濃い川】なので、当然成魚放流がメインでその魚を釣ることを楽しむしかないのだ。
 C&R はすでに工事は終了し、フライマンが2人ほどいるようだ。工事後何故か大きな石を並べている箇所が多く、石の下のえぐれ部分の前は前年と同じ ようなポイントになるだろうと予測はできるが、石の並びと並びの間ののぺっとした緩い流れがどんな影響を及ぼすのか。それら新たに出現した場 所には魚はいないようで、C&R最上流部のみ現時点では反応はあるようだ。それはおそらく最上流部から入渓したと思われるフライマン (最下流部に彼の車はなかったため)が、ずっと堰堤下から動かず釣りをしているからだ。それはここら一体魚がいることを示唆していて、さっき あった石のわきの初めて見るライズにも合点がいく。そこは堰堤の流れ出し、大石により流れは分断され白泡を伴い段差をもって流れ落ちた水深の ある流れ出しだ。ロッドはフェルールのスカスカを修理した8ft6in#3、フライは#14パラシュート。ヤマメの好きそうな流れの横を狙っ ていると流心でライズ。すぐさま流心にフライを投げ入れると尾は太く、銀色のうろこが少し取れているニジマスがヒット。次に投入したフライに はほほを赤らめ側線の真っ赤なニジマスがヒット。その後、フライがほとんど確認できないようなほんとの流心にフライを流すと、またまたヒッ ト。ぐいぐい右の大石の陰に潜ろうとする。必死にこらえながら「もしかするとスレ掛かり?」と思えるような引き。やっとの思いでネットに入っ たニジマスは、しっかり口にフライが掛り、尾びれのピンとした32pもある尺レインボー?
 その後、先週定点観測を「南会津釣行」によりやむなく断念した荒川に向かった。するとあれだけ動員数を誇っていた荒川C&Rには車 が一台、どうしたのだ。釣りを始めて理由が分かった。あれだけライズしていたヤマメがいない。さらに釣れない。環境がどう変わるとこのように なってしまうのか理由が知りたいところだ。鮎は放流したに違いないが、ウグイがやたら多くフライにガンガン出てくる。フッキングこそ難しい が、3尾ほど#14で釣れてしまった。下流域(C&R以外)も確認したかったが、防鳥テープの間隔が狭くて釣りにならない。もしかし て漁協の方々の意向により、C&Rエリアは釣り人がいるため、間隔を広くとっているのか。
  舘 岩川
福島県

◇2025/4/24(木)
 晴れ
 21℃
 11:45〜13:33
◇イワナ 3尾
◇最大21p
12:01
12:50
13:08





 



  山王峠を過ぎるとタイムスリップでもしたかのような光景が広がっていた。特に会津高原尾瀬口駅付近は桜が満開で、ちょう ど関東の平野部と1か月程度遅うのであろうか。まずはいつものように、山正商店(ヤマザキYショッップ)に年券購入の為、舘岩川本流の様子をうか がいながら車を走らせる。 山肌には雪が残り、名産でもあるトマトのハウスの中身は何もないようだ。山正商店では気さくな店主たちに見送られ、せんべいを一袋いただいて 湯ノ岐川に向 かう。とりあえず様子見とばかりに石湯のあたりから入ってみると、雪代の影響か濁りはないのだが、ひどい増水状態で河原の草木は水没している。もちろん狙える ポイントも少ないのだが、川の中を歩くことさえままならない状態で早々と退散する。上流域に移動するも先行者の車が、引き返しC&R にも先行者が、ほかの支流を覗くも大増水で、荒れ狂う流れが釣る気をなくす。それでも各所に釣り人はいるようで河川の人気ぶりがうかがえる。
 やっとの思いで見つけ出した支流で釣りをすることになるが、過去に一度も釣りはしたことがなく、期待もなくただただ流れにフライを落とした いだけ だった。入渓は楽で車をおりてすぐ川面が見える。一面にフキノトウが立っているが、急な雪代で水没したフキノトウは黒ずんだ花を水中で揺ら している。YouTubeで見たのだが、フキノトウは新芽に限らず成長した茎もフキのように食べられるが、フキとは全く異なる直物で 花が咲 いて茎が伸び て枯れてしまうそうだ。
 イワナ釣りのだいご味でもある「巻き」があらわれた。巻きの手前に枝が水面に横たわってているのが余計なのだが、その奥でライズのようなも のが見えた。 難易度を高くしているのは、その手前の水面の枝ではなく、新芽のついたそこら中に張り出した枝たちだ。あまりに細く障害物として目 からは判断されていないようで、前、後、横といたるところで引っかかる。さらに草や葉と違い枝に引っかかるためロッドをあおっても取れること は少ない。しかしその水面の枝の横で、心細く見落としてしまいそうなライズ発見。さっき手の甲に降り立ったおなしカワゲラに似せた#16のパ ラシュートフライを流れに落とした。ヒット。し かし流れの中にある枝の最後に引っかかり、イ ワナが グリグリいっている。ロッドは 8ft3in、急流に程よく弧を描き、南会津初、初イワナがネットに収まった。その後奥の巻きを狙うが魚は出ない。しばらくそれというポイン トは見つからず歩いていると水の落ちる音が聞こえてきた。堰堤が近いということか。ちょっと右膝が痛いので堰堤を超え るという選択肢はなく、幾分釣り上げれば来たルートを戻ることが予定されていた。
 しばらくすると、右岸側、張り出た岩盤、太い木によって流れが寄れ曲がり、すぐさま白泡の筋と岩盤の際にイワナの 好きそうなポケット。さらにはその下流に大きな巻き。下流にある大きな巻きを釣るのだが反応なし。少し視線を上流域に、上下左右の枝の張り具 合を確かめ、風の影響によるティペット・フライの落ち加減をみる。白泡と岩盤の隙間の緩い流れにフライを落とすと、下の方からイワナが浮いて きてヒット。 これもまた魚の引きというよりは、流れの急にロッドがしなる。ここでは2尾のイワナとの出会いとなるが、切れたフライに出たイワナや他2尾を釣り逃し、小 さなスポットに湧いて出てくるような感があった。
  荒 川C&R
栃木県

◇2025/4/17(木)
 晴れ
 24℃
 9:15〜15:50
◇ヤマメ 6尾
◇最大21p
10:23
10:56
11:32
11:47
15:21
15:33






 



  ずっと週明けから雨模様であったり、強風注意報などが発令され、やっと風も収まり、気温の方は25度を超えるという。6月中旬並みの気温で はあるが、幾分風は吹き、ダムの放水があったのだろうか水温は低く肌寒いといったところだ。C&Rの始まり のエリアでは、漁協の方た ちだろうか集まり何かをやっている。鮎の放流とか、防鳥テープ張りとかなのだろうか、でもC&R区間はその気配はない。
  荒川のライズ地獄にはまり、打開すべくフライの作成にいそしみ、それをご披露するという一連の流れが今繰り返されている。今日の新たなるフライ は4パターン。フックサイズ#18〜#20、ボディのベースは黄色でコカゲロウ・ガガンボ似、@ハックルを縦巻きで黄緑のインジケータありと A全体にハックルを巻いたグリフィスナット風。BキールタイプオフホワイトウィングありCなし。結果、ライズを繰り返すヤマメには全く効果な し。
 釣 り人はルアーマンが一人いるようだが、あとはこれからか…。その後フライマンが平日にもかかわらず結構な人数集まる。これはやはり目の前 にいるライズの主 が数多いことが要因の一つであろう。去年までは放流量が少なかったからか人がいなかったので。自分と同じで、プールにライズする数か所のヤマメたちを目の当たり にするとどうしても釣ることに集中する。ほとんどが釣れないので、フライを替えたり、ティペットを替えたり、長くしたり、釣る場所を変えてみ たりするのでえらく 時間を消費する。自分なぞはもう諦めかけているのでライズに対峙するのはほどほど、できれば大型メイフライのハッチを期待しつつポイントポイントを しつこく流しつつも釣 り上が る。さすが多くの釣行を重ねているので、魚がどこでライズをしていたかは何となくわかっている。その場所を丁寧に 何度も#14のいつもの インジケータの派手なパラシュートフライで攻め流す。するとしびれを切らしたヤマメが反応する。これしかない。しかしヤマメ合計6尾がその結 果か、 と言われれば大したことないのだが…。ロッドはうらしま堂のBra ggArt#3の8ft8in。一応ストマックは調べたが、メインはガガンボのアダルトのようで、その他、ミッジ類もいるようだ。
 それはそうと左岸付近の流れの緩い部分の底の方でゆっくり泳いでいたのは何だったんだろうか?長さは10p程、茶褐色でかなり細い。ウナ ギ?
  荒 川C&R
栃木県

◇2025/4/12(土)
 晴れ時々曇り
 20℃
 9:02〜14:50
◇ヤマメ 6尾
◇最大21p
9:41
9:48
9:51
10:54
10:56
14:20




 



  釣 りは週に1往復と決めていた。つまり金銭的負担と車の 走行距離を抑えるという理由で、週2日以上の釣行では車中泊となり結果、釣行2日以上でも現場から自宅までの1往復となる。しかし荒川 C&Rでの「ライズはあるがフックアップしないヤマメ」にリベンジとばかり、フライを前回の釣行翌日から作り貯めていたこともあり、 ここへ来てしまった。既に車は2〜3台、やはり土曜日となるとまともに働いている人の一般的な休日であるため、人が多いことは致し方ない。そ もそも「ライズはあるがフックアップしないヤマメ」の状況だが、あまり水生昆虫の流れていない状況でも、瞬間的にあるエリアで一斉にライズが ある。いろいろなフライに変更するが反応せず、たまにスプラッシュ的にフライに出るがほとんど乗らない。そしてそのライズ地獄の呪縛にとらわ れたフライフィッシャーマンが、同じ場所で悶々と時を過ごす。そしてそのライザーに翻弄され続け、ライズの終焉には何もできなかった自分が、 その場にただ立っているだけの存在に気が付くのだ。
 ロッドは7ft7in#4、 ティペットの先には#18カーブフックに細身の黄色のボディ、ラムズウールを2本のウィングに見立て先端を撚って立たせている。それでもダメ な時、#20も控えている。やはりライズは単発ながらエリア一面で繰り返されている。集中し1投目、ドラッグフリーを意識して2投目、ライ ザーのはるか上流から3投目、真上に4投目。何も起こらない…。フライを変えてまた最初から…。何も起こらない。そのライズをとることが目的 ならばこれを繰り返すことに意味はあるが、魚を釣り上げることが目的であるため、諦め先に進んだ。意外と魚が広範囲の流れにいる。先ほどのよ うなライズがあったとき全体にも活性が上がっている時間帯なので細かく流れを探ることが功を奏する。また、荒川の全体を把握するため釣り上が り、いろいろな場所の状況を把握したいこともあった。やはり流れ出しの部分でライズがあるらしく、そういった場所ではフライマンがくぎ付けの ようだ。最初の場所、C&R最下流部へ戻るころには車は10台近くになっているだろうか。
 このライズを攻略を諦めてはいるものの、何か特効薬的な絶大なる効力を発揮するフライが存在しないのであろうか?ただ誰しも思っていて、見 る限り誰も結果を出してはいない。ヒントを積み重ねていけば、何かあるはずだ。これまでの経験と他のフライマンからの情報からすると@ドラグ がかかった一瞬に出ることもあるAフッキングしたフライを見ると小さめユスリカアダルト風B実際食っているのはガガンボ? 自分の出した結果 は#18 黄色のボディ、ハックルを全体に巻き、風で水面を転がるように動くフライ これ巻いてみよう。あるいは邪道だが小さめのウェットフ ライを引いたら釣れるかも?まあ次にご期待!という感じか。
 毎年行われている「しおや100キロウォーク」が来週に迫っているためか、のぼりをコースになる荒川の左岸側に立てている。コースは 100km、70q、50q、35qとあるらしく100qにおいてはゴールは次の日の10時までとあり結構過酷な耐久ウォークだ。 コースは各キロ数によりあるようだが、玉生小学校−東古屋湖管理事務所−山口公民館−西古屋公民館−伴瀬様宅−道の駅湧水の郷しおや −佐貫公民館−上平ポケットパーク−肘内公民館−たておか商店−サイカチ−ヤイタ工業−玉生小学校−道の駅「湧水の郷しおや」 −芦場新田公民館−大宮コミュニティセンター−玉生小学校となっている。
  荒 川C&R
栃木県

◇2025/4/9(水)
 晴れ・強風
 19℃
 9:55〜17:58
◇ヤマメ 7尾
◇最大22p
10:04
10:54
11:10
12:39
13:13
13:45
17:33

 
早く行き過ぎてほしい…



  ほとんどが休みになった今、贅沢にも天気のいい日、というより雨で降らないであろう日を予報から選んでいる。最近の天気予報は、依然と異なり結構な確率で当たるので心配な いし、一応 風の予報も見るようにはしている。去年まではというと、行く日は限定されているため、天候より水量や濁りを予測していた。100 qの先の渓流の釣りを夢見て、せっかく出かけて釣りにならないのでは元も子もない。ってなわけで、水曜・木曜・土曜が晴れで、金・土曜が雨で 晴れる日は気温は20℃前後で、まあ絶好の釣り日和だ。しかしそれでも風が強い。去年までこんなに風の強い日に当たっただろうか。調べてみる 必要があるかもしれない…。ただ今年は花粉の飛散量も多いようで 全ての要因を網羅したような最適な状態での釣りは不可能なのかもしれない。
 到着すると既に2台ほどの車がある。土曜日に放流し4 日ほどたった状況で あのヤマメたちはどのようになっているのだろうか。最下流部から釣りあがろうと前にいたルアーマンの行方を見守った。一 堰堤分くらい間が空いたので入るとライズが数か所で見えるではないか。ロッドは8ft3in#3に#16ボディが黄色のガガンボやフタバコカ ゲロウに似せたフライをつけている。まずはC&Rの堰堤から落ちた流れ出しにフライを浮かべスタート。ライズはあるものの ここ数日 でのキャッチ・リリースを繰り返されたヤマメたちはなかなか口を使わない。やっと針掛したヤマメのストマックを調べるとすごい量の虫が…。や はりガガンボが多いようだがサイズが小さい。#18のCDCのガガンボパターンに変更しても、ライズの主には響かないようで こういった場 合、結構ドツボにはまるケースが多く「ライズに遊ばれる」というのだろうか、フライに出るがフッキングしない。ただ反応はするのでフライを とっかえひっかえ、アプローチを上流下流するのだが大きな解消は望めない場合が多い。
 釣れるための自分の行動は、その場を諦め別な場所に移動することで意外と解消・釣れる場合が多い。まずライズが頻繁である時間帯は、水生昆 虫が多く流れてきていることに他ならない。そしてC&Rで多くの魚が温存されている状態ならヤマメが付きそうな場所であれば必ずいる といってもいい、ライズがなくても捕食を繰り返している場合が多い。またあまりルアーやフライが目の前を通過していない場所、つまり左岸・右 岸際とか、枯れ葦が高く竿が振れなかったり、アプローチがしずらい場所がいい。すると#14の見えやすいフライなどでも釣れる可能性は高くな る。
 漁協の方が訪れ、数日後アユの稚魚を放流するので、あのキラキラロープを張るという。なるほど結構邪魔なあのロープでキャストのしずらさが 増せば、キャスティングの技量により釣果にも差が出るのだろう。
  荒 川C&R
栃木県

◇2025/4/5(土)
 晴れ・強風
 15℃
 9:48〜14:15
◇ヤマメ 12尾
◇最大22p
9:54
9:58
10:03
10:34
10:59
11:22
12:50
12:53
12:55
13:24
13:33
13:54

 



  荒川C&Rへの 放流が8:40頃始まった。既に それを心待ちにしていたアングラーの車が7〜8台。丁寧に堰堤ごとにバケツを持った漁 協職員の方が魚を放している。その一人の方に聞くと、ヤ マメ・ニジマスを放流し、尺越えのニジマスも数多くいるという。すると待っていましたとばかりルアーマンが、さっそくルアーを投げ入れ世間知 らずのヤマメたちを何尾か釣りあげていた。自分はどうせ放流したてのヤマメはフライに出ないだろうと、高を括ったかのように釣友 の訪問を待っ た。どこからともなく現れた彼との再会を喜び、話をしてそろそろ準備を…と2人でその場を立つと素早くそれを終えた彼は、釣り場に向かってい た。
 午後からの強風の予報もあったため、ロッドは昨日と同じ8ft6inの#3 ロングティペットの先にはちょっと小さめの#16の黒い ボディのパラシュート。 体感の寒さを避けるためフリースを一枚羽織ってみた。この時はまだアドレナリンのせいか気にならなかった花粉症の症状が、晴天と強風によりMAXに。 まずは、C&R最後から2個目の低い堰堤のコンクリートの上に陣取った。すると目の前にライズが見えるではないか。数メートル先の右 岸側からはしきりに 対岸へルアーを運びリトリーブを繰り返しているルアーマンがいるが、ヒットには至らないようでライズを繰り返すヤマメに翻弄されているようだ。 その場所は全体の流れは変わらないものの、いくつかの斜めに配置された石によって、多少左岸側の葦寄りに流れを変える。その流れ出しの部分で ライズ。 またそのピークには流れ出しの裾の ほうでもラ イズは発見できる。まずはC&Rでの一尾、この時点では、いくらでもヒットさせることができ るような妄想の中、 ランディング。もちろん放流魚ではあるためそれなりではあるが、渓流で生きるためのその姿を受け継いだ魚たち 美しさは格別だ。 猛烈な引きなどは皆無の為、ティペットの心配などはないのだが、堰堤の上でのランディングはコツがいる。それは堰堤下に流れ落ちたフライラインが絡まらないよ うに リールの後ろのラインを巻き取るか手繰りながら、フライの先についたリールの前のラインでヤマメを引き寄せる。小さめのヤマメでも引き立つように オイカワ釣りでも使えそうな小さなネットで、それをすくってみる。それを写真に収めたらリリースも大変。それはよくTVなどで目にする「泳げ るようになるまで 水中で手を添えて…」というものではなく釣った堰堤上でリリースすることだ。写真撮りにはけっこう水と陸地の接点がなだらかでなくてはならない 為、堰堤の下 での撮影が多い。そこでリリースすると堰堤の下に魚が放流される。この場所はC&R最終地点ではあるので問題はないが、心無き餌釣り師によって分岐点から長竿で C&Rを狙う輩も多いため、なるべく釣れた場所に戻すようにしている。また、狙われにくい位置にあるのか、右岸側の手前の石のあたり にもヤマ メは潜んでいて フライを流すとヒットしてくれて、楽しくて仕方がない。
 しばらくするとライズはある ものの、ライズ地点へフライを流すもヒットに至らない。フライを変えてもだ。そんな期間が過ぎると、ライズもな くなる。 また2個ほど堰堤を上がるとフラット。そこへの流れ出しにライズが確認できる。右岸側に立つ自分の右目の後ろにライズらしき残像が…。よく見ると ポツンとある石の裏側(右岸側)でひっそりとライズをしているではないか。石の手前に流れてしまうフライを数投目で裏側に流すことができて ヒット。 意外と放流魚にしては大きめの20pを超えている。  

大 谷川
 →大谷川C&R

◇栃木県

◇2025/4/4(金)
 晴れ
 14℃
 9:42〜14:25
◇ヤマメ 5尾
10:13
10:52
11:35
11:40
13:13 C&R
 


  日光地区の解禁日には 雪が降ったらしく、やっと解け始めた日光の山々は、またまた白く化粧を施しているようだ。 大谷川は4/1から日光地区<水郷橋より上流>解禁となり、今日は大谷川の全体状況を把握すべく、川歩きを開始するつもりだ。大谷川公園 前の見晴台を過ぎ、川沿いにある道、駐車スペースの最初の場所から入渓した。ここは道のわきにはヤオハン日光七里店が見える。そも そもシーズン中も、放流場所でないらしく釣り人は少ないし、堰堤に区切られた河川は里川のようで釣りやすい。しかし昔の大谷川を知る人は、も ととも全体は山岳渓流のようだったと聞く。つまり災害が繰り返されていた大谷川を昭和8年くらいから本格的に整備をし、馬返しから下流24q に施設130基以上で整備を図っていたようだ。また現在も、C&R区間でも実施しているような河川工事は進められている。高き枯れ葦 に囲まれた鮮烈な冷たい川の流れ、見上げれば巨大な堰堤とさらにその上には頂に雪を携えた日光連山、そして遠くから聞こえる叫び 声のような雉 の声。それが解禁 春の大谷川だ。
 さすがヤマメが付きそうな緩い流れでも、ライズがなければ釣れてきそうもない。ただ堰堤下はそうでもなかった。するとそこでこれまでも持ち 続けてきた 疑問が脳裏をよぎる。水生昆虫のハッチがないため流れでのライズはない時、堰堤下ではライズがあったりするのは何故だろう。 推測すると、堰堤下ではニンフやラーバ、もちろん数少ないダンなどがグルングルに混ぜ合わされ、堰堤下の浅場に浮上するのではないか? そこではアダルト系のドライフライにはほとんど反応しないのも頷ける。とすると早期のライズのない時間帯の堰堤下ではフローティングニンフなどが 効果的なのか、今度やってみよう。堰堤下で釣れた。ストマックを調べるとやはりニンフがほとんどだ。コメリでも出光でも(川沿いの道に立つ商 業施設) その傾向化で何とか数尾のヤマメと遊ばせてもらった。
 今度は本命大谷川 C&Rへ12時過ぎ、車 を走らせた。まあ徒歩でも到達できるような距離ではあるが…。 するとすでに1回目の釣りを終えた友人が 車にいたので声をかけた。自分は昼食をとり1回目の釣果などをお聞きすると何尾かのヤマメやニジマスをルアーでヒットさせたらしい。やはり事 前情報通り 河川工事はC&Rの一部区間の左岸側で実施しているようで、重機がひっきりなしに旋回していた。工事用のせり上がった対岸の壁際の流 れには濁りはなかった。 右岸側だけ蛇行する浅瀬にはヤマメが潜んでいるような気がして、フライを投げ入れた。すると手前でライズ。ここで1尾のヤマメをヒットさせたものの それ以上魚からの反応はなかった。車へ戻ると漁協の関係者が、河川工事中なのでC&Rへの放流はしていないという。そうすると前年か らの生き残りと いうことになり、それなりに価値のあることとのように思えた。工事が終われば放流は再開するという。
  荒 川→大谷川
栃木県

◇2025/3/26(水)
 晴れ・強風
 21℃
 9:28〜11:46
 13:26〜15:15
◇ヤマメ 2尾
11:53
13:16
 


  爆釣の予測の今日。釣果は全く予想に反するもので、こんなはずではないと場所を次々移動し、ほとほと疲れた。まずは塩谷付近 予測「26 日: ◎  最高気温19℃ 最低気温7℃」実際<結果>は「最高気温20.6℃ 最低気温4.8℃」。最低気温は低いものの、最高気 温は釣れる気温。 ただ3/6の釣りの成立しない風とした北西の風8.3mを大幅に超える北西の風11.7m。風が釣りの成立要件であるとすると風のない日に行くか、 風裏になる場所の選定、あるいは風の受けない川の選定ということになる。荒川に到着すると水面は波立ち、羽化した水生昆虫が流れるすべはなく なったと思われた。 しかし赤い水門近くの流 れではライズ発見。 ただしこれはウグイの可能性大なので期待半分というところか。土の斜面を転げ落ちるぬよう恐る恐る降り立ち、ライズの主にダウンでフライを送り込み も「バシャ」と出るものの乗らない。おそらくウグイのようだ。ロッドの選択は、家を出る前にアルミケースから取り出した風に負けない 8ft6inの#3グラファイト。フライは#14パラシュート。活性が上がればブラインドでも出るのではないかという 淡い期待に風を切りフライを投げ入れる。そのまま 400〜500mほど釣り上がるもまったく反応なし。対岸の藪の中に鶯の声が聞こえる。C&Rの最下流部の沈んでいるコンクリートの道から土 手に上がり戻る。きれい に刈り取られた草の上を歩いていると、これまでの釣り上がりの道のりに、気温が高い分だけ活性の低さにむなしさを覚えた。
 下流域に車を走らせ、また釣り上がる。何故か過去にも釣れたこともないのに、荒川独特のそこに配置された平石の間を流れる流れが好きで、 必ずフライを流す。この川を釣り上がるにはこの儀式が通過点と やり遂げることを課している。むろん一つの反応もない。 いつものライズの堰堤下近くに進み、流れにフライを置いてみる。すると15p程度のヤマメがフッキング。しばらく反応もなかった流れに渋い喜びを感じた。 「いつものライズ地点」ではライズはなく、階段式魚道から流れ落ちた流れの筋にフライを落として見た。一回だけ反応はあった。  これでは帰れない。
 時刻は11時半をとうに過ぎていたが、大谷川に向かうことにした。道は最近整備された船生バイパスを使い、これまた最近建設された流行りの 「道の駅湧 水の郷しおや」 を右手に走る。ウェーディングシューズを履いたままなので、幾分アクセルとブレーキの感覚が薄れている。 真新しいコンクリートの堰堤下では、透き通った流れはきれいな水色に見える。周辺の流れに浮かべた#14パラシュートフライは15p程度の ヤマメの関心を引いたらしく、フッキングした。しかしそれっきりで、堰堤を越して上流域も流してみると反応はない。さらに上流域にいた フライマンに情報を聞くと「この時期にいい思いをしたことがない」という。

大 谷川→荒川
栃木県

◇2025/3/21(金)
 晴れ・たまに風
 14℃
 9:16〜11:32
 12:50〜13:00
◇ヤマメ 1尾
13:36
 

 まずは毎年3月の釣行を振り返ると日々 釣果のあるなし、魚の反応に大きな差があるのを感じている。もちろん休 みが週末やら曜日と決まっているのなら、その状況下で最善を尽くすことが重要であるのだが、どちらかというといつでも釣りにはいける身分なの でで、できれば釣れる日だけ行きたいところだ。それで過去の釣行の記録と過去の気象条件を見てみると、気温との相関 関係があると結論付けた?
 それが  http://japhighlander.g1.xrea.com/tennkou.htm に 来週の予測は
24日: × 最高気温15℃ 最低気温5℃
25日: ◎  最高気温21℃ 最低気温6℃
26日: ◎  最高気温19℃ 最低気温7℃
27日: ◎  最高気温18℃ 最低気温13℃  最高気温は19℃に満たないが朝の冷え込みがない
28日: ◎  最高気温21℃ 最低気温8℃

29日: ×  最高気温10℃ 最低気温3℃
30日: ×  最高気温9℃   最低気温2℃
1日  : ×  最高気温11℃ 最低気温3℃
2日  : ×  最高気温13℃ 最低気温4℃


 それはそうと大谷川に馳せ参じたが、水温は低そうで反応は薄い。いつもの堰堤下では散発のライズはあるもののフライには全く反応しない。少 し前まで別のフライマンがフライを流していた事もあり一発目のフックアップの瞬間は訪れなかった。というのは、例えばライズをしている主が堰 堤下で舞い上がるニンフややたら小さなミッジを捕食していても、一発目にまったくマッチしていない大きめのフライを流したら反応してしまうこ とが多い。
 で釣れないので、荒川に移動。やはり反応はない状態が続いたが、堰堤下で「バチバチ」ライズ発見。まあいつもライズをしているがほとんど釣 れたことがないことで巷で有名。あまり早春に使うことのない7ft7in#4 バンブーでライズの主を狙う。#14のパラシュートフライ(マッチはしていないことは百も承知)を右岸側に淀む しら泡のライズ付近に 浮 かべ約1分放置していたらフライに出た。その後その堰堤を超え、今は水面に何の変化もないが、いつもライズのある場所にフライを浮かべる と「出た?」しかしフックアップせず、このエリアはこれっきりだった。
  荒 川
◇栃木県

◇2025/3/20(木)
 晴れ・南強風
 10℃
 9:37〜13:15
◇ヤマメ 1尾
12:36



 


 前日19日水曜が雨、特に茨城県北部にも大雪注意報が出るやらで日光方面も雪であるらしい。アウトドアには不向 きな状況で釣りをするより、晴れの日を狙って木曜・金曜の釣りとなった。どうせほとんど休みなのだから…。ここ塩谷方面は雪ではなかったらし いが、遠くの山々は真っ白になったまま青空にくっきり浮かんで見えた。
 休日なのにほとんど人影のない荒川(ただし今日は休日なので、午後から幾分にぎわいだした)。せっかくなので最下流域(側道がある部分の) から入渓した。 ただ気温はあまり上がらず、南寄りの風でで はあるが、やたら強く吹くとやたら寒い。それでも丁寧に8ft11inのロッドに7Xのティペット、さらには#18のフライをつけて釣り上 がった。この川での南風は下流から吹き上がる風なので、フライの着水に気を遣えば意外と便利な風ではあるが、クロスのキャスティングがなかな かフライを落とすに苦労はする。ただ、コンクリートの2面護岸、川の蛇行に合わせたように枯れ葦の帯、底石を避けるように流れる川の流れは 弱い光を浴びながらキラキラ輝いている。それは早春の里川の風景であり、わくわく感の流れなのだ。
 ここはこの川の中間地点あたりで、最も人気の高いエリアでもある。餌釣り師のいなくなったこの場所には、フライマン、ルアーマンが入れ替わ り 釣りを楽しんでいる。流れはひざ下程度か、それでもそこ石の周りや堰堤下の集まり出した流れには時折ライズを見る。ライズこそなかったが、それらしい 流れにキャストするとヒット。しかしかかりが浅くランディング一歩手前でフライから外れた。上流に釣友の姿が見え、こちらを見ている。 少し移動すると堰堤下で待望のライズ。ただし散発で、確認しずらいほど小さいライズだ。次のライズまで待てない自分はすぐさまキャスト。 意外と一発でヒット。かかりが浅いとはずれそうなので、必死にフライランを手繰り寄せランディングネットの中に・・・。
  大 谷川
栃木県

◇2025/3/13(木)
 曇り時々晴れ・たまに風
 14℃
 9:16〜11:54
◇ヤマメ 1尾
9:50
 


 今 日は大谷川に行こ う。鬼怒川漁協のHPから、3/2に水郷橋〜東武鉄橋に放流、3/9に東武鉄橋〜並木大橋に放流がされているようだ。聞くところによると、大 谷橋付近は前年5月に河川工事は終わったものだと思っていたら、今だ大がかりな河川工事は続いている。去年の写真を見てみると、右岸側 だけ新規の堰堤を作っていて、今年左岸側にも新規の堰堤を設置し、堰堤すべてがつながったという感じだ。
 現場を見ると濁りが入っていると いうことはなく鮮烈な透明度の高い流れは健在で、不自然に並べられた大石の間を流れている。河原もそうだが、川の中 も例えれば畑を耕した状態なので「ずぶずぶ」と20p程足が沈む場所が多い。水生昆虫もまだいないだろうから階段型堰堤の上流部から落ちた餌 がすべてか?とはいえ、大石周りや大石の前は将来有望なポイントとなりそうなので、フライを流してみた。何もなく堰堤下まで歩みを進め、 8ft3inのロッドを振りながら、#14のフライを流すとフライには出るのだが乗らない感じ。この時期多いのだが、ライズもない場所を流す とフライに出るもの のフッキングしない状況。単発に ライズのある場所も確認はできたが、こちらは反応なし。右岸側まで堰堤と平行に移動して来て同じように、同じような場所にフライを流すとヒッ ト。大谷川初ヒット。ギャラリーの歓声はないが、ひそかに喜んでいる。ストマックを調べると、ユスリカやらガガンボ などが多い。 結構なアダルト系の虫は流れているがライズはなかった。
 さらに堰堤を上り、大石のたるみにフライを落とすと、何度もちびヤマメがフライを追う。また一つ低い堰堤を上り、フラットな流れに ライズを探すもそれはない。仕方がないので反応のあった堰堤下に戻り水生昆虫の流下に期待した。今の時期よく現れるストーンフライやミッジと小さめなフライに落としてみる も反応は得られなかった。2日連続の釣行故、疲れたので退渓・帰宅となった。
  荒 川
◇栃木県

◇2025/3/12(水)
 曇り・南強風
 13℃
 9:36〜16:12
◇ヤマメ 4尾
11:12
12:00
12:16
12:51


 



 荒 川に到着し、さて川へ降りようかと思っていると散歩のご婦人が「今下のほう(上流)で鶯が鳴いてたよ。」笑顔でさらに「土浦ナンバーなんで聞 いてないかと思って!」。実にうれしくも、ありがたくも感じた。この河川のそばの道は、もちろん釣りの時期には、多くの釣 り人の車が止まっているが、健康の為に「歩く」方も多くいるようだ。なかには怪訝そうな面持ちで、釣り人の行動を見ている方もいれば、彼女のよう に気さくに声をか けてくれる方もいる。
 
 南風で曇り空、そして高気温。まさに3/1とほとんど同じ状況で、ライズの可能性が高いと信じていた。今日は河川際の道路がある最下流部か ら釣り 上がろうと、ところどころに設置してある鉄の階段に足をかけながら川まで下りた。プールではライズを確認しながら、石の間から流れ出す流れにはブ ラインドでフライを投げ入れる。時々フッキングまでには至らないが反応はあるようだ。平たい大石が連なる流れにライズを 発 見。#16の大きめのフライにヒット。今日は8ft6inガイドのスレッドをすべて変えてみた新品のような昔からのロッドを使ってみた。コーティ ングが厚めになっ て、以前よりもったりした感じになったのは気のせいか。ロッドが引き込まれる恐れは微塵もない20pにも満たないヤマメだが、春を感じさせる ヤマメでもある。

  しばらく釣り上がると遠くにライズ発見。うれしくてプール状の波一つない川の中をずんずん進む。見ると岸際(葦と石)で小さなヤマメの複数のライズ。  その脇の流れの中央でもライズ。間合いを詰めてフライを投げ入れるとヒット。小さいながら小刻みに感じるローリングが愛らしい。 ネットに収め、ストマックを調べたがほとんど内容物はない。先ほどの岸際のライズは#30以下のブユが舞っているようで釣れてこなかった。
 道へ上がる場所がしばらく上流へ行かないとないため、引き返すと友人が堰堤下のプールを釣っている。自分もそうだが、ライズは散発であるも のの ほとんど釣れない状態が続いている。偶然そのライズを目の前で見てみると、「スー」と浮上する水中羽化の水生昆虫(フタバ?)に合わせて浮上したヤマメが 飛び立つ前の水生昆虫を水面で捕食していた。それがライズの主であった。であればと、#16のウェットフライを沈めて引っ張ってみたら偶然 か、マッチしたのか 一尾釣れた。
 その後、爆発的なハッチとそれに伴うライズを期待していたが、それは起こらなかった。
  荒 川
◇栃木県

◇2025/3/6(木)
 曇り・釣りの成立しない強風
 14℃
 13:00〜16:25
◇ヤマメ 0尾

 

 土・日曜の高気温から一転月・火曜は雪であり、3/5(水)釣行予定日ではあったが一日 中雨の為、満を持して今日となった。しかし、朝から止むことのない北よりの強風で、フリース+ジャケットを着こんで真冬のようないで立ちでも 寒さは増すばかりであった。最高気温は15℃程度という予報であったが、全くそれを感じさせないほどの厳しい体感温度となった。水面はさざ波 立ち、水生昆虫のハッチが起こることはほとんどなかったが、一瞬風が止んだ時、目の前をカゲロウが水面を転がっていると、どこからともなくセ キレイが石の上に舞い降りた。石の周りの水面をついばみ、水を飲み、点々と石を移動する。今や、やることのない自分にとってそんな観察が、唯 一の暇つぶしとなった。
 しばらくすると釣友たちが集まってきた。この辺を毎日のように、釣り歩く友人たちは、ここ荒川、大谷川、田川など巡回し、「昨日」「今日」 の情報を知り得ている。彼らの友人の、自らの釣りの情報ではあるが、それは釣り場にとどまらず、釣りに関する情報であり、人としての生きる情 報なのかもしれない。
 
  荒 川
◇栃木県

◇2025/3/1(土)
 晴れ・強風
 20℃
 13:00〜16:25
◇ヤマメ 2尾
 


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山岳渓流専用モデル新調‼
…以下メーカーの特徴解説…
・釜や淵などをへつる際に最適なフロントフラット設計
・フロントポケットの外面マチが無いフラットバーチカルポケット
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・内ポケットに付けたピンオンリールを本体表面に出せるスルーホール仕様
・背面にはベンチレーション機能付き大型ポケット、ライセンスホルダー付き
・本体は撥水加工を施したナイロン素材


 2025年度待ちに待った『鬼怒川漁協』解禁日3/1がやってきた。
 土曜日の解禁日ということもあり、入渓者はかなり多いようだ。川沿いの土手の解禁前に焼き尽くされた葦や草の上に車がびっしりと並んでい る。それも広範囲に及 んでいて、放流個所の変更・拡大があるのだろうか。天候は晴天で、この時期には珍しく気温は20℃を超えるであろう予報 が出ている。
 まずは車の少ない場所(それは釣れないという証明でもあるが…)、C&Rの再下流部に車を止めた。するとすでにロッドを振る知り合 いが目に入り、1年ぶりの再会に挨拶を交わした。そ の後は、「どうせ釣れないだろう」という解禁日のフライフィッシャーの暇な時間を埋めるように 話を続けていた。もちろん餌釣り師 の退渓する頃合いとこの気温であればいつかはヤマメのライズに遭遇する時間帯を考えながら…。釣りの準備もせずに、昼食の準備と、組み立て方 のよくわからない新調した椅子とテーブルを設置してみた。それは彼の車と自分の車の間に空いたスペースに置かれ、それぞれのカップラーメンに お湯を注いでみた。

 昨日放流したヤマメは高気温がもたらした好条件の中 活性が上がっているのか、餌釣り師の中には20尾以上もの魚をキャッチしている方もい て、ルアーアングラーにも釣果はあるようだ。しからばと重い腰を上げ準備を整え、流れにドライ・ニンフなどを流すも 反応なし。この時期の釣り のいで立ちとして、まれなシャツ一枚の装備で幾分汗が出てきた。岸へ上がっていると、田川や鬼怒川から釣り・様子 見の地元のアングラーた ちが 再開の喜びを分かち合い、情報交換やらのなかで、下流域でライズがあるという。
 既に15:00を回っているものの、最後の望みを下流部にかけるため、車を移動した。車を止め、コンクリートに括りつけられた階段に足を置 きながら1段づつ降り堰堤の端に降り立った。上流域には2名の餌釣り師と1人のルアーアングラー、目を凝らすとライズリングが、もちろん目視 できる 水生昆虫は流れていないのでユスリカなどではないかと思う。護岸際はほとんど水の動きはなく、時折起こるライズとライズの移動から無理とはわ かっていてもフライを投げ入れた。もちろん何の反応もない。#20程度のフライは彼らにはもはや巨大すぎるのか、何の反応も示さない。少し歩 みを進めると流れ込みの一角がライズだらけとなり、餌釣りのおっちゃんを翻弄させている。フライの底力とばかり、フライを投げ入れるがほとん どが不発。それでも8Xの先に結んだミッジアダルトにフッキング。薄暗くなるまででやっと2尾の15p程のヤマメが釣れた。