CATCH&RELEASE
これまで行ったことのあるキャッチ&リリースの河川のご紹介

 FISHING AREA
これまで行ったことのある管理釣り場のご紹介

 INFOMATION 
ライブカメラや川の水位、放射能や漁協のリアルな活動などの情報を!

 茨城県大北川
◇2001/9/7(金) ◇曇/雨 ◇25℃ 
◇ヤマメ ◇総数1尾 ◇最大15cm

 もう禁漁まで時間が無い。そう思うと 気の焦りが手近な場所へと選択のミスを犯してしまう。6”9’のロッドから 根拠の無い過去のヤマメの定位場所へキャスティングは繰り返される。幾度となく替えられたフライ達は、ヤマメの口に吸い込まれる事は無く、胸のパッチに戻される。戻されたフライはまだ幸せだが、流れの中の奥底に眠る帰らぬ仲間も半数近くはいる。水もいい、石もいい、樹木もいい、天気もいい、しかし魚がいない。3時間ほど釣りあがったが、ヤマメは1尾。川沿いのアスファルトを車まで帰る。水のたっぷりしみ込んだシューズといつもと変わらないベストがやけに重い。

 その後近くの里川にパラダイスを求めたが、さらに手近な場所に そんな事が起こるはずも無い。田んぼの中の2面護岸の流れ付近には、体温を上げようとしま蛇たちがトグロを巻いて じっとしている。ヤマメたちの荒食いに「秋」を感じる今日この頃と言いたいが、何故か蛇の多さに秋を感じている。
 栃木県箒川・内川
◇2001/9/4(火) ◇雨 ◇24℃
◇ヤマメ ◇総数2尾 ◇最大23CM

 雨の予報の中 とりあえず、#4ロッドでものびのび振ってみようかと思って、箒川に。イナゴのフライを激流に投げ込むが、そばの緩流ではハヤの軽やかなジャンプを繰り返すのみ。

 内川に移動し#3ロッドに替えて、2面護岸の上から様子をうかがうように 懲りずにイナゴを投げてみた。正確には数メートルでの堰堤の区切りが煩わしくって、数メートル上から水面にフライを投げ込んでいた。ただゆっくりヤマメが浮上して、針がかりしなかった時には、水辺に降りなかった自分を悔やんでしまった。

 その後近くの天沼川に移動し、内川と同じような流れを釣ってみた。まったく反応は無い。それでも続けようと考えたが、水面に突き刺さる雨の密度が濃くなってきた為、午後2:30終了。

 いつもの水量が10倍もあるような、内川や天沼川のにわか渓流も、自分の釣りのやる気にはなっている。ただその釣果は にわか釣師には期待はできないのかもしれない。

 栃木県内川
◇2001/8/28(火) ◇曇 ◇28℃
◇ヤマメ ◇総数3尾 ◇最大20cm

 各地の河川は台風11号の影響で大打撃を受けているようで、それでも影響を受けずらい河川を選んで、あわよくば「ヤマメを釣り上げようか」なんていう目論見を抱いていた。今日は8月最後の休みなので、子供の遊びも含めての河川選び。

 予想通り いつものちょろちょろの流れが、フライを投げ込む場所がほとんど無い流れが、立派な流れになっている。釣り始めは午後5時、いつ雷雨になるかもしれないような雲行きの中、ライツロイヤル#12をくくりつけて、いつもの流れなのに 初めて見たような流れに浮かべてみた。濁りの為か、魚がいないのか 反応はよくはない。それでもかわいいヤマメが水しぶきをあげてフライに向かって飛び出てくれた事が、今日はとりあえず嬉しかった。

 いつもはポイントが少ない為 早足で石の上を歩いていく所を 今日はかなり遅くなってしまった。あたりは薄暗くなってしまい、最後のイブニングの場所と決め込んでいた堰堤下まで川から上がり 川沿いの砂利道を急いだ。結局は「期待はずれ」。オレンジ色のインジケータがかすかに見える頃まで粘ったが、シルバーの魚体がフライ下で「ギラッ」としただけで終わってしまった。インジケータが流れの中に吸い込まれて何も見えなくなった頃、空から大粒の雨が降りだし、新調したデジカメをかばいながら車に戻った。

 茨城県大北川
◇2001/8/1(水) ◇晴 ◇28℃
◇ヤマメ ◇総数4尾 ◇最大20CM

 「やっぱり 釣れないね。夏の昼間は・・・」
釣れないという状況下において、外気温28度の中、集中力の持続がなかなか出来ない。さらにスパイ映画の「赤外線探知機の幾重にも重なる赤い光線」によく似た『クモの巣』と最近買ったデジカメ用のフロントバックで肩が痛いことも、厳しい要因となっている。

こういう時は、2・3級ポイントまでも、集中力を高め、マシンガンのごとくキャストすれば意外と結果が出る事が多いのだが・・・。

 今回はFLY FISHERじゃないが「ウエーダーを履かない、釣りあがりスタイル=ウエットウエーディング」で ウエーダーなしの釣りはどんなものなのか体験してみた。それほど水の冷たさは感じないし、足の動きも阻害されにくいので非常に気に入った。パンツはナイロン100%のものを履いたが、普通のパンツのようにお尻のポケットに財布、右のポケットに車のキーを入れて それらのおき場所を考えずにすむ。まあ釣りの終わりに、白くふやけた足が「妙な」感じがする事を除いては快適だ。

 福島県四時川
◇2001/7/30(月) ◇晴 ◇29℃
◇ ◇総数0尾 ◇


 この川は 4月に一度行っているが、ある程度落差があり、8フィート前後のロッドを振るのも問題なく水の色も申し分ない。ただし、魚の気配が無い。下流域のダム下は水量も少なく,大きな石の露出部分が多く情けないが、砂利道の林道に沿った上流域はいい感じ。また、最上流部は茨城県に及んでいる為、北茨城からもアクセスが可能だ。
 今回は、3度ほどのフライへのアタックはあったものの、「ここぞ」と思う場所ではない場所での出会いであった為、見事にはずしてしまった。歩きながら水の中を見ていても、魚の影が横切る事は無かった。大北川(茨城県高萩)の釣行も頭の片隅にあり、ロッドは7フィートしかもっていなかったので、8フィート半程度のロッドが欲しかったところだ。フライは#15〜18までとテレストリアル系を流してみたが、反応は無い。いたとして、18:00過ぎのイブニングがその捕食のメインになっていると考えられる。

 栃木県男鹿川C&R
2001/7/26(木) ◇曇/雨 ◇23℃
◇ヤマメ・イワナ・レインボー ◇総数16尾 ◇最大38cm

結論として「男鹿川C&R」となった。@連休の為家族全員で行けて、次の日は子供が遊べる場所A家を出るのが昼を過ぎていたB7月の釣行が1日とHP構成上貧弱な為、魚の顔を必ず見たいC山では意外と雨が降っているらしく、雨の影響を受けにくいなど・・・

 渓への到着後水の色を見ると、鮮やかなミントグリーン。これでは釣りにならないと思いながらも、流れ込みによって幾分水が澄んでいる部分にフライを流し込む。ライズこそないが幾筋にもわたる水の流れには必ず魚が潜んでいる事 それがわかりきっているからこそ集中力も持続する。#18スペシャルスパークリングダンを23cm程のヤマメが吸い込むようにヒット。その後、サイズこそ変えたがスパークリングダンに平均的ヒットがあった。ウエーダー無しの気軽さと子供にロッドを持たせて、自分の右手を添えてキャスティング、その上出来すぎなのは釣れてしまう事。最後はいつもの露天風呂で、子供が近所のおじいさん達と会話をしていることで終わりを告げる。

 栃木県日光湯川
◇2001/7/10(火) ◇晴 ◇26℃
◇ブルック ◇総数6尾 ◇最大29cm

 家から150kmもあるので、前日夜の出発となった。深夜1時 日光の市内で検問があり、「釣りですか?」と聞かれた。今頃中禅寺湖方面に行くのは釣師のみなのか?その後、市内のセブンイレブンに入り、おにぎりとパンを買うとレジでオーナーらしき人に「釣ですか?」と聞かれた。『何故俺が釣に行くのが解るんだ〜!!』

 朝7時に起きて、見渡すが釣り人らしき人は見えない。「今日は釣り放題の貸切だ」しかし、すぐその理由が解った。ハッチもなく魚が釣れないからだ・・・・

 午前中いっぱい,青木橋上流の目の前を泳ぐブルックで遊んでいたのか、遊ばれていたのか・・・。まあ日陰だったので、座ったり、ベストを脱いだり、シューズを脱いだりくつろいでいた。

 午後2時ごろから、あまりに暇なので、青木橋の下流域をまじめに釣ってみようと思い立ち、川面を見ていると、いつもの釣れないライズがいつもの場所で繰り返されている。今回も「これは取れないな」と思いつつも、繰り返しキャストをしていた。その視界に倒木の根元のライズを発見。#24CDCダンをキャスト、一発でポイントへ、一呼吸遅れて倒木の回りを移動したフライは吸い込まれた。見ると良型、水色のタグつき。

ともかくその後もライズがないので、さらに上流の水草と砂の境目あたりを見ていると、低空で飛ぶ赤とんぼにライズしようとしている良型発見。さすが手持ちにダムゼルなどと言うフライはないので、#6ロングのヒゲナガアダルトの一番でかいのにチェンジ。するとこれがヒットフライ。ヒゲナガのハッチもないのに、タグ付のブルックが4尾ほとんど連続でヒット。ともかく、底の方で揺らめいていた30cm弱のブルックが、ヒゲナガのフラッタリングにことごとく反応し、やたら面白くなってきた。とりあえず新規購入トーマス&トーマス・パラダイム#3 8’6”のデビューは立派に果たせた。通常の渓流での出番がかなり多くなりそうな気にさせる1本となった。

 茨城県大北川
2001/6/27(水) ◇曇/雷雨 ◇23℃
◇ヤマメ ◇総数4尾 ◇最大19cm

 湯川釣行を掲示板で予告したが、相棒の所要で、大北川単独釣行となった。ホームリバー宣言下にある「大北川」だが、なんとも今年の釣行は3度目。今回も放流最上流部から入渓となったが、梅雨時期でもある為水量は豊富で今までポイントでない場所までポイントのように見える。ただし状況はそれほど良くなく、豆ヤマメのアタックは随所にあるものの、20cm前後のサイズが、ここぞという場所でもまったく反応がない。#14〜12のパラシュートタイプフライでの出が非常に悪く、#16〜18にしてから多少状況が変わってきた。

 しかし、それより「クモの巣」が多い。よくクモの巣があると「先行者がなし」で状況はいいとされているが、いつも先行者が居ない平日釣行の私にとっては、「わずらわしさ」が先行してしまった。そんなこんなで、かなり歩き魚の反応も多少でてきたところ、僅かに木々の間から見える空の色が暗雲色に変貌してきた。「今にも降ってきそうな空模様」などと形容しようと見上げるその場から 大粒の雨と渓流一角に高密度の雨。さらに上流を目指そうとした気持ちも流されてしまい、今きた場所を戻る事にした。車につくころには、空に近い事もあって、雷の音がすぐそこに思えるほどの迫力で、思わず2ピースのロッドをバラして右手に持った。今日の異常なむし暑さと雷雨を避けるように急いで川を降りてきた事から カッパに包まれた体から汗を吹き出させた.

 栃木県男鹿川
◇2001/6/21(木) ◇曇/雨 ◇16℃
◇ヤマメ・イワナ ◇総数7尾 ◇最大40cm

 先週行った「男鹿川」すごく気に入った訳ではないけれど、かなり遅くに家を出た為、確実に魚の居る場所と言う事で、ここに決定。そうは言っても片道150km、所要時間約3時間、かなりヘビーな運転となる。さらに新調したトーマス&トーマスLPS#4’9、ティトンのリールでの初釣行,初魚に一番近い川,および9フィートが振れる川,それが「男鹿川」?

 今日はかなり水が少なく、ダム下の川の為、何らかの理由での水の調整があるようだ。午後3時ごろは、水生昆虫のハッチもなく、ユスリカのラーバなどが流れてくるのを捕食しているようだ。先週と同じく、かなりキャッチ&リリースの為か、魚は確認でき、ライズらしき行動をとるが、フライを口にすることが少ない。#18〜20程度のフライを流すが、非常に反応がシビア。ドラッグフリーで流すと水中で幾分反応する魚体のキラメキが確認できる。2度目にはもう反応はない。リーダーがまっすぐになり完全なドラッグのかかった状態に急激に反応したりもする。つまり、どう釣ればいいのかというと、決め手はないが かなり管理釣り場の釣り方が参考になる。やる気のありそうな魚を見つけたら、集中して一発で食わせる。さらに瞬時のあわせが必要で、もたもたしてると針がかりはしない。

 釣れた魚は6尾の岩魚と1尾のヤマメ、岩魚は35、40cmのものも釣れ、釣れ味は抜群。午後3時からの釣りで、結局8時までやってしまった。これが朗報、温泉街なので、川はライトアップされているので、これまた、ナイター設備付の管理釣り場?

 また、漁協の方とお話をすると、キャッチ&リリースの区間拡大、その他サービスの拡充など、意欲的に取り組んでいらっしゃる姿が印象的だった。

 栃木県男鹿川
◇2001/6/15(金) ◇雨 ◇21℃
◇ヤマメ・レインボー・ブルック ◇総数5尾 ◇最大28CM

 6月は梅雨。昨日も1日中雨、今日も雨、だけど私は釣をやっている。今日は雑誌で見かけた2001年度からキャッチアンドリリースの河川となった「男鹿川」の初釣行となった。はじめてなので、露天風呂「薬師の湯」から入渓という事になったが、露天風呂で入漁券も販売しているし、帰りに一風呂浴びて帰るのならおすすめコースでもある。実際「男鹿川」いといっても、川治温泉の温泉街を流れる区域であるし、護岸の上に聳え立つホテル・旅館の窓ガラスばっかりが目につき景観としては今一であった。すさまじいのは魚の数、その状況を一言で言うと「管理釣り場」並。しかし,これがツワモノでなかなか釣れない。「釣れない」内容を詳細に表すと明らかに魚はいて かなり間をおいたライズがあり、フライにはあまりこだわりはないようだが、ドラッグに非常に敏感でもあり、フライに出るがフッキングしない。虫に関しても、ドラッグフリーで流れるより、水面で動いたものに異常に反応している。

 日釣り券800円なので、栃木・茨城にはない渓流タイプの管理釣り場として気軽にアプローチすればいいのかもしれない。場所を選べばウエーダーなしでも十分釣りを楽しめるし、「家族でルアー・餌釣り混合で、皆でわいわい、その上場所の移動もしないで」なんていう新しい楽しみ方もここでは出来るのではないだろうか。そういわれると新しいジャンルの釣り場といってもいいかもしれない?!

 それに左上のヤマメは28cm なかなかこんなの釣れないよね。

 栃木県日光湯川
◇2001/6/8(金) ◇晴/曇 ◇24℃
◇ブルック ◇総数20尾 ◇最大28cm

 2001年はじめての日光湯川釣行。

 天気はいいし、鹿はいるし、ホトトギスは鳴いているし、セミは鳴いているし、ともかく今日はいい気分。赤沼茶屋から、一気に青木橋まで・・・青木橋手前の一級ポイントに9:00過ぎに入ると、そこはもう水生昆虫の乱舞とも思えるスーパーハッチとそこかしこのライズ。心の準備もなしの、ライズのお出迎えで、ティペットやフライの結びがなんともおぼつかなくなってしまった。とりあえず、#18スパークリングダンを結んで、ライズ狙い。18cmほどのブルックを2尾ほどかけた時、対岸の水中で木が交差している上に定位してライズを繰り返す30cm弱のブルックを発見。水の流れが巻いていて、何処から流してもそこに流れない。その上 ドラッグがすぐかかる。ロングティペットへの交換とスポットへ直のアプローチで、結局50投目くらいにやっと左のタグつきブルックがヒット。

 その後対岸に渡り、木道と 同じジャージを来た若者達を目の前にしながらのキャストとなった。結果的にこの場所で8尾のブルックを釣る事が出来、水色のタグ付も2尾目となった。#18エルクヘアカディスでのアプローチも効果的だった。

 昼食後、小田代橋まで行くとヒゲナガがやたら水面を駆け抜けている。ヒゲナガを捕食しているライズもあるが、ヒゲナガアダルトのフライへのヒットは1尾のみだった。橋より上流では屈託なく自分のすぐ横でライズするブルックもヒットには結びつかなかった。

 最終を飾る為、青木橋付近での釣となったが、午前中とは打って変わって、フライに非常にシビヤ。#20の茶色のスパークリングダンで2尾ほどかけたが、間隔の空いたライズには非常にてこずった。帰り道すがら、木道から見えるチョークストリームに出来る波紋を見つけていたら、水中に横たわる大木の前に30尾ほどのブルックの群れ。放流後の魚が、そのまま大小織り交ぜて、流れに揺らいでいた。

 栃木県内川
◇2001/6/7(木) ◇曇 ◇27℃
◇ヤマメ ◇総数3尾 ◇最大19cm

 今日は家族と観光ついでの釣行。矢板の公共の温泉に入り、小さな里川でのほんの短い釣のひとコマ。上流は木の芽沢、大きなダム(堰堤)下から内川となり、本当に細々と流れる河川。ここは?関係ないけど、「よく蛇の出る川」という印象が強い。

 ここからの帰り道に「アゴラヒル」という植物園をメインに「バーベキュー」「釣堀」「アスレチック」「ミニ動物園」などを備えた場所に立ち寄った。平日は入園無料、ラベンダー摘みなどお勧め。

 栃木県内川
◇2001/5/30(水) ◇曇/雨 ◇24℃
◇ヤマメ・イワナ ◇総数6尾 ◇最大20cm

  あまりにいい思いをした「箒川の隣の川」に出かけた。あれから1ヶ月以上が経過し、特に小渓流の為 場荒れが心配されたが、いきなりイワナがヒットした。何故ここにイワナがいるのか解らないが、2001年初のイワナということで、非常にうれしい。使用フライは#14アダムスパラシュート。堰堤下では#14では出が悪いいので#18コンパラダンに変えると反応がよくなった。

 今回はさらに上流の沢まで釣り上がったが、先行者が多く(平日なのにいつも誰かいるようだ)フライにヒットする魚はミニヤマメのみだった。干上がったダムの上は、土が非常にやわらかく、歩くと踝まで沈んでしまう。そうなると所々にある獣の足跡が非常に気になりはじめ、「熊じゃなければいいな」なんて思い始める。やたら歩いたわりには報われない釣行となった。

 茨城県大北川
◇2001/5/22(火) ◇曇/雨 ◇22℃
◇ヤマメ ◇総数7尾 ◇最大19cm

 18日に引き続き、大北川釣行となった。曇天・気温低下とそれが、魚に及ぼす影響がどれほどなのかも、わからないままいつものフライでいつものように釣りあがった。18日よりはフライに反応がよく、ところどころでライズもあった。やはり肩から落ち込みの数センチへのアプローチが重要で ドラグフリーで流せれば、でる確立が格段に高くなるし、ポイントは明確なので狙いやすい。上流部を3時間ほど釣りをし午後2時を過ぎると、最上流部で雨でも降ったのか、見る見る間に水がにごり始めた。以前赤茶色の水の中 帰る際に底の状態がわからず大変な思いをしたことがあるので、早めに入渓地点まで戻った。

 これで帰るのも物足りないので、ちょっと明るい渓を目指し小神戸橋から釣ってみた。さすがここまではにごりは入らず、水はすこぶる澄んでいた。ただしプレッシャーと魚の数が少ないようで、自分のフライをくわえるまでには至らなかった。フライは渓の明るさと水の透明さから サーモンピンクのインジケータを持つ いつもの#14パラシュートでは申し訳ないようで、見ずらいのは承知で#16コンパラダンを結んだ。左の人家の下では、ライズというより、飛び跳ねているヤマメなど確認はできたので、次チャレンジで!

 茨城県大北川
◇2001/5/18(金) ◇晴 ◇12℃
◇ヤマメ ◇総数4尾 ◇最大21cm

 今日は今期初のホームリバーともいえる「大北川」への釣行となった。単独釣行がほとんどの中、珍しくご一緒していただいたのは私の先輩(左の写真)である「I」さん。川の規模が小さいので交互に釣りあがるスタイルであったが、お互い魚の顔を見ることができた。

 苔むした岩の間を流れる限りなく透明に近い清流、うっそうとした林の中で、花開いた馬鹿っ話と笑う声。帰路途中の話の一部紹介・・・・「あっ釣りやっている人がいる」「テンカラ師じゃなかった?」「今左手腰にやってなかった?」「何でかなあ」「きっと左手使わないから、手持ち無沙汰なんだろうな」「あれがテンカラの正式なスタイルなんだよ」「そうかあ?」

 本題に戻ると、まったくライズがないので、すべてをたたいて釣り上がることとなったが、やはり、肩の部分にいかにドラグがかからないように流すことと、落ち込みから緩やかな流れになる部分をなるべく距離をとって流せることが重要になった。フライは陰日なたが交互に訪れるため、視認性重視でオレンジのインジケータのアダムスパラシュート#14.

 栃木県旗川
◇2001/5/1(火) ◇曇 ◇12℃
◇ヤマメ ◇総数3尾 ◇最大20cm

 毎年一度は訪れてしまう「旗川」 別にこれといって釣れる訳でもないし、すばらしい渓相でもないし、近いわけでもないし、何のために、何を求めてここへいくのか?自分でもよくわからないがとにかく今日ここへきた。右の写真は#16で釣った世界最小?のヤマメ5cm(「俺のほうがもっと小さいのを釣ったことがある」というツワモノはご連絡を!!)

 左の看板「熊が出没」最近結構多いですね。これまで訪れたことのある山深いというわけでもない渓での「熊出没」事件。今の山の状態では住みにくいんですかね

 福島県四時川
◇2001/4/24(火) ◇雨/曇 ◇14℃
◇ヤマメ ◇総数2尾 ◇最大22cm

 今日は常磐高速を北上しながら、「いつもの高萩あたりにしようかな」と思っていると『福島の渓流、中通り浜通り編』という本が車にあった事を思い出した。日立中央サービスエリアで昼食をとりながら考えていると、いわき勿来インターからすぐの「四時川」のアクセスのよさから決定した。

 渓相は第二発電所上流より水量が増し、ほどより段差もあり釣りあがりの雰囲気もあるが、大きなプールがほどよくありマッチング・ザ・ハッチの釣りも可能。水の色も非常にいいし上も開けていて釣りもしやすい。ただしブユが多くて辛い、はじめて虫除け用のネットをかぶってもみた。

 釣果のほうだが、もう午後の2時を過ぎていた為、複合的にハッチの種類は多いが、それにライズしている魚は少ない。入渓した最初のプールでライズ発見。#18コンパラダンを完全無視、水面上ではユスリカが群れている.おそらくそれへのライズと考え、#23ユスリカのアダルトへの変更直後ヒット。まずまずの美形、その後背を釣りあがるが、自分の経験から「ここぞ」と思う場所でも反応なし。魚が少ないのか、良いプールが多いのでそちらへ集中しているのか、時間帯が悪かったのか、釣り方が悪かったのか、ともかく2尾のみの釣果。

 栃木県内川
◇2001/4/19(木) ◇晴 ◇18℃
◇ヤマメ ◇総数8尾 ◇最大19cm

 前週いい思いした場所への再度釣行。かなり狭い場所なので、先行者がいたことが影響して、「釣れ続ける」とまではいかなかったが、まずまずの釣果。堰堤の下以外はほとんど水がない為、釣る場所も限られている。特にここのポイントは、堰堤下のコンクリートが崩れて30〜50cmほど深くなっている場所に魚がついている。フライはほとんど好き嫌いなく食べてくれるので自分に見やすい物を選べば事は足りる。ただし、16:30過ぎのユスリカのハッチ時にはやはり、フライを小さくしないと反応が悪くなるし、アップでしか狙えない場所なので、ティペットも細くする必要が多少はある。

 最後の大堰堤下でのライズ待ちをしたが、先行者の為かライズがなく、前週の3連続ヒットの場所も沈黙をしたままだった。ずっと上からその場所を眺めていると、蛙がふわふわと浮いている。流された分だけ足を交互にかきながら進んでは、また流され「優雅なもんだ」と思いつつも、大岩魚などが下から「がぶっといったらすごいだろうなあ」なんて蛙にとっては迷惑な期待を膨らませつつも,何の水面の変化は起こらなかった。

 栃木県内川
◇2001/4/12(木) ◇晴 ◇16℃
◇ヤマメ ◇総数20尾 ◇最大21cm

 前日台風並みの強風と気温の低下からか、9:30〜12:00まで待つがまったく水生昆虫のハッチがない。左のウグイの写真を最後にこの地を離れようと考えていたが、2〜3年前から工事で赤茶色の水とその土で赤く染まった底石が痛々しかった場所に行ってみた。底石はさすがに元のままとはいかないが、水の色もまあまあで回復の兆しがあった為、7フィートの竿を持ち出して、釣り始めた。

1m程度の何の変哲もない堰堤下で2・3尾釣れてくる。そんな堰堤を3つ4つ同じように釣りながら上がっていくと、巨大な堰堤があり、16:00近くになって,ユスリカが舞い始めた頃 ヤマメの3連続ヒットをはじめ その場所で10尾ほど釣った。「こりゃ管理釣り場のようだ」と言いながらも楽しくて仕方がなかった。「これこそあの自分だけの、あのカーティスクリー・・・・」と思ったら、後ろに餌釣りの方が良い型のヤマメをたくさんビニールに詰めていた。

 栃木県箒川
◇2001/4/11(水) ◇曇/雨 ◇16℃
◇ヤマメ ◇総数2尾 ◇最大22cm

 4月初めての釣行は、やはり箒川。家族を連れての釣りなので、妻子は千本松牧場で、私は釣りとなった。便利なもので、どちらかが切れのいいところで携帯を鳴らせばその場で都合があわせられる。この日も何時までという時間的約束はなかった。

 川への到着は11:30となりすでにコカゲロウ、ユスリカ、黒いストーンフライなどがハッチをはじめているようだ。時折強い風がダム側から吹いている。上空は台風でも来そうな雲行きで 天気予報通りの「午後から雨」が的中しそうな雰囲気。3/23と同じ場所の対岸でライズ発見。#18CDCダンを流してみるが反応なし、ライズは広範囲であり、転位しながら水面を流れるミッジ系を拾い食いしているようだ。すぐ右隣の水面から飛び出た丸い石の周りをユスリカがたまりはじめているのを確認して、#19グリフィスナットを転位して真横でライズしたヤマメに投げると一発でヒット。22cmほどのユスリカをたらふく食って丸々太ったヤマメが釣れた。ふと気がつくと大粒の雨とあんなにやわに思えた水面も鮫肌のごとくさざ波が立っている。15:30聞きなれたいつもの携帯の着信音が聞きなれないシチュエーションで鳴った。

 栃木県箒川
◇2001/3/23(金) ◇晴/曇 ◇18℃
◇ヤマメ ◇総数2尾 ◇最大20cm

 栃木県が21日に解禁したので、栃木県最初は毎年恒例 箒川への釣行。

到着10:00、あたりの緩やかな流れを見ると飛び回るユスリカと一回り大きなブユが結構多いので驚いた。2時間ほどプールで待ったがライズはないし、集中したハッチもない。セブンイレブンで買ってきたおにぎりと漬物とゆで卵を持って気長に待とうとも思ったが、去年実にいい思いをした場所へ行ってみた。

餌つりの人が2人ほど釣り上がっているようだが反応はないようだ。やっぱりライズはない。ただ、やたらユスリカが多くなってきた。時々#20位のコカゲロウもハッチしているようだ。わくわくしながら辺りで一番大きな石の上で座ってみたが、腰をあげるような水面の変化はない。このまま帰るのも何なので、#19のコンパラダンを投げてみた。すると、反応があった。「なんだ、やっぱりいたのか」ちょっと安心したような、これを逃したら今日もだめかもしれない。そんなことを考えていたらやたら緊張してきた。#22CDCダンを流すと一発でフックアップ、だが直後ティペットが切れた。フライと30cmほどのティペットをつけたヤマメが水中で何度となくもんどりうっている。同じレーンを#19コンパラダンを流して1尾をゲット。手のひらサイズの小さなヤマメ。ちょっと時間を空け,もう一度同じ場所に着くと60cmほどの石の上流側でライズ発見。多少位置を変えながら、ある程度時間を空けながらライズをしている。腰をかがめ右からのアプローチ・・・・。#18ユスリカのアダルトをくわえたヤマメのストマックを調べるとユスリカのピューパが90%、コカゲロウのダンが1匹、コカゲロウのニンフが1匹。

 群馬県渡良瀬川
◇2001/3/16(金) ◇晴 ◇14℃
◇ ◇総数0尾 ◇

 開始は9:30、渡良瀬3度目の釣行は、相川橋付近に変更。ライズ待ちのポイントの石の上に座ること2時間何の変化もない。一時ユスリカが強い風にも揉まれ、目の前を横切る度に、「これからか?」と息をのむ瞬間も 何度も起きればしだいに期待も薄れていく。上流から下りて来た地元の方に聞くと月曜日は良かったのこと。自分のライズ待ちのポイントでは、ある時間帯になると、中心部で水面直下でもじる様なライズがあるということ。付近を回りながら昼食をとり、午後4時やっと「ポツーン」といった小さな小さなライズ。待ちに待ったライズを目の前にとにかくできる限りのアプローチとありったけのフライを試したが、結果は釣れなかった。


 群馬県渡良瀬川
◇2001/3/14(水) ◇晴 ◇12℃
◇ ◇総数0尾

2度目の釣行はやはり渡良瀬川。ライズもない,釣れない。書く気がおきない。

 群馬県渡良瀬川
◇2001/3/10(土) ◇晴/曇 ◇10℃
◇ ◇総数0尾 ◇

 やっちまった。釣果ゼロ。言い訳はいろいろあるけど・・・

2001年初めての釣行は『渡良瀬川』、家を出るのがちょっと遅れて釣り開始時刻12:00。超過密地帯は横目で見ながら、JR両毛線 鉄橋下での釣りの開始。ライズなし、ハッチはユスリカがちょっと。ライズを求めて移動する方に事情を聞くと、「ユスリカのハッチはあるが、ライズはまったくない」とのこと。夕方4:30まで、川面を見ながらライズ待ち、時々ドライフライやら、ニンフやら流してみるけど、何の反応もなし。わかってはいるけどどうしてもやってしまうのが性分というものでしょうか?

 現状(ライスがなかった)をもう一度振り返ってみると、@4日に500kgほどの放流があり、1週間が経過し放流魚が水に慣れ低活性化した。A8日(木)夜には寒波が訪れ,関東でも積雪を記録し大荒れな日となった。つまり水温の急激な低下もその要因となった可能性もある。Bまた、オイカワなどのライズもまったくない為、ここでも問題になっている川鵜の被害と関係も少なからずも考えられる。まあ、ともかく1尾の釣果も得られなかったのは事実、今度釣れるようにがんばろう!


 毎年 あまり進歩のない釣行を続けています。
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