CATCH&RELEASE
これまで行ったことのあるキャッチ&リリースの河川のご紹介

 FISHING AREA
これまで行ったことのある管理釣り場のご紹介

 INFOMATION 
ライブカメラや川の水位、放射能や漁協のリアルな活動などの情報を!

 茨城県花園川
◇2008/9/7(日) ◇曇り後雨 ◇27℃ 
◇ヤマメ ◇総数0尾 ◇

 最近の頻繁な集中豪雨で、川に行って本当に釣りになるのだろうか?という疑いを持ちながら釣り場に向かう。案の定・・・といったことが多いのだが、今回は水量は多いもの、流れは澄んでいた。昨日の放流日と今年の禁漁まであとわずかという渓流釣師の悲しい性なのか、道路より餌を投げ入れる釣師の姿が今日は多い。いつもの開けた場所を一流し、ほとんど反応がない。その間に久しぶりにロッドが折れた。アイザック8フィート6インチ#3 結構頻繁に使っていただけに悲しいのだが、2004年箒川で一度車で轢いたことがあり、それでも多少の修理で復活した為に「良くガンバッたな」などと言いたいくらいでもある。

 場所を移動し、くもの巣をよけながら釣をしていると、茨城の渓のリバーキーパーとも言えるとしぞ-さん(現在BINさん)が出現。久しぶりにお会いできました。その後、雨は降っていないのだが、見る見るうちに川は濁り、石や岩の間をすり抜けるさっきまでの透明は流れは、赤茶色の絵の具を混ぜたような固体が移動しているようだ。昼寝をしながら、その流れが去ってしまうのを待っていたが、この場所にも大粒の雨が移動してきたようで、今日中の回復は見込めないと確信した。

 茨城県花園川
◇2008/8/2(土) ◇曇り後晴れ ◇31℃ 
◇ヤマメ ◇総数6尾 ◇23cm

 
夏突入 山奥とはいえ木々に覆われていない場所は太陽に近い分だけ暑い日ざしがそのままとどくような気がしてきた。北茨城インターから川へ向かう途中、下流域のダム湖ではかなり水の量が減っているようで、ヘラ師のパラソルがだんだん模様の土色を次第に下りて、底の方へ陣取っていくように見える。花園の渓に10時ごろ着いたが、誰もいない。放流日が近い為か、熱い日差しのせいか。車を降りてウェーダーをはく行為だけで汗が噴き出してきた。釣り始め曇り空で開けた場所での幸運を期待していたのだが、魚の反応はまったくなく、早めの決断で、早めの昼食と、昼寝に行動を変えた。

 午後3時頃より釣を開始したが、その後 花園川特有(他にも似たような事例は多いかもしれないが)の釣を展開し好結果となる。その特徴といえば@放流量が多いA餌師のほとんどがアスファルトの道路から釣をしている⇒餌師のアスファルト攻撃にあわない、竿抜けの場所があればそれなりの魚がいるということになる。そういう場所がありました。つまり、基本的に漁協の方々は道路に面した場所に放流することになり、餌師のほとんどが道路に面した川の上から釣ることになるので、その区間の道路から狙えない場所<障害物があって上から狙えない、違う川筋など>ということになる。そんな場所ではほんの数m先にショートリーダーで#10程のあまりに見えすぎるピンクのインジケータをもつフライを落とすだけで、温存されたヒレピンのヤマメが釣れて来た。そこもそんな場所で、道路からは我々の姿は見えるが、道路際の流れともう一本の流れが細々と流れている。上部は木々に覆われキャストはサイドでバックも取れないのでほとんどロールキャスト。一投目距離が出ないが手前で小さ目がアタック。さらにロールキャストの距離を伸ばし奥までフライが浮かんでいると「バシャ」とヤマメがフライに出た。「出た」と私が声を発すると同時に「釣れた」と上からの声。犬と散歩中の方が見ていたようで、ビックリした。23cm程のきれいなヤマメだった。

 福島県檜枝岐川
◇2008/7/19(土) ◇晴れ ◇23℃ 
◇イワナ ◇総数8尾 ◇24cm

 「福島県檜枝岐」私にとって何故か特別なもので、その場所がC&Rであったり、特別区間のあるなしにかかわらず、距離的なものか、山と川と空が生み出すその光景なのか、ひんやりとした空気なのか、良くわからないが、その場所に来ると 現在生活をしている場所とは大きく異なり新鮮で壮大な気持ちにさせてくれる。それは関東近隣の私の良く行く渓流とも違う。

このキャッチアンドリリース区間は、条件さえ合えば非常に初心者に優しく、危険度も少なく、それでいてヒレピンのイワナに出会える可能性が非常に高い。その初心者ではないが、修行中の中学生釣師を傍らに10:30頃この地に着いた。まことにすがすがしいピーカンの青空、それでいて気温が低いのでフライフィッシング完全装備でも、汗はことのほかかかないようだ。これでこの浅い水深の小さなポイントからイワナがバシッ、バシッ出れば、言うことないのだが、イワナにとってフライに出る理由がない。昼頃まで無駄な抵抗をキャスティングの回数で示していたが、無反応という手痛いイワナ仕打ちから、この川から這い出して、体と心を癒す為「温泉」に向かった。その後休憩を取りイワナのご機嫌が戻ると信じている時間帯「夕マズメ」に照準を合わせた。

 16:30山の陰になっているC&R区間の初めの部分から釣り始めた。するとまったく反応のなかった浅瀬から出るではないか。去年のそこらじゅうでライズとは行かないが、イワナのいそうな場所からは反応がありそこでは、去年とはまったく違うピレピンの 私のお気に入りの側線から下の部分の白いぽつぽつが薄オレンジに変わっていく20cmを超えるイワナが釣れ始めた。あたりが開けて、風もなくなりリーチキャストやメンディングのレクチャーには最適のシチュエーション。流れに真横に立って、「ラインをこうやって・・・」といっているうちにイワナが釣れる。至福の時を過ごしていると辺りは薄暗くなり、警戒心のなくなったイワナたちがすぐ側でもライズする。フライの流れが見えそうにもない遠い流れでもライズする。

 栃木県日光湯川 
22008/7/12(土) ◇晴れ ◇25℃ 
◇ブルック・ホンマス? ◇総数4尾 ◇32cm

 ちょっと忙しいこともあり、近距離の花園川に行くことばかりとなっていたが、眠気と疲労に耐えることで、日光湯川の釣行となった。まだ関東は梅雨明けしていないこともあり、日光宇都宮有料道路の先にはどんよりと曇に覆われた山の頂が見えてきた。いろは坂が終わりにさしかかろうとした時、前の車が急に減速するので、付近を見ると前方右側から小猿の集団がアスファルトに腰をおろしている。「おっ猿だ」とか「鹿だ」とは口では言うものの、車を止めてまでの観光ムードはさらさらないので、追い越し先を急いだ。湯滝の駐車場に車を止め、遊漁券を買い求める際に中学1年の息子の遊漁料金が「子供にならないかな〜」と願いを込めて、「子供料金は何年生までですか?」と聞くとやはり答えは「小学生までです」さらに、「中学1年生は?」と受け答えにならないような質問をしても帰ってくる答えは「大人です」・・・当たり前といえば当たり前だが・・・私と同じ2000円を支払うこととなった。

 10:00頃より小滝あたりから釣下ったが、かなり反応は渋く、ライズもない為、沈めないと出ない状況が16:00頃まで続いていた。小田代橋より戻りながら探るも反応なし。夕方も近づくと虫っ気が日陰を中心に広がってきた。ホント散発のライズが見渡す限りの範囲の中で1箇所程度見つけ出すこともできはじめてきた。ビーズヘッドの#20ニンフに全身シルバーのやたら細身のマス(ホンマス?)が釣れ、#16パラシュートに写真左のパーマークと朱点がが鮮やかなホンマスの幼魚?(ホンマスで、ビワマス(アマゴ)とサクラマス(ヤマメ)の中間種といえます。アマゴとヤマメの代表的な違いは、体側に朱点があるかどうかにありますが、このホンマスの仔魚にはこの朱点を持つものと、持たないものとが現れ、いかにも中間的な特徴を表しています。しかし、成魚になると銀白色になり区別が難しくなりますが、サクラマスに似ています。農学博士・奥本直人全国内水面漁業協同組合連合会・奥日光HPに書いてあるので・・・)が釣れ、ブルックつれないで終わるのかと思いきや、やっと本命20cm程のブルックが釣れた。

 もう湯滝のゲートも間近、17:30を過ぎようとしているのであたりは薄暗く、木道を歩く人もほとんどいないようだ。巨木で流れが止められ、左岸の流れがが大きく反転し薄茶色の泡が漂っている場所では、うまく流れに乗せられたものの、フッキングにはいたらなかった。そのちょっと上流の急激に流れている左岸側がゆるい流れのように感じられ、距離もほとんどない為そのスポットに#10ロングシャンクのヒゲナガ風フライは流れた。見事一発でフライはシャクブル(尺サイズのブルックを命名した)に飲み込まれ、手前の急流を下りそうになった。ここで泳ぎを抑えないと倒木に枝や表皮に絡みつき、THE END ということにもなりかねない。咄嗟にロッドを左に倒し上流に引き戻した。今日は#3・4のバンブーロッドの為、いつものようなヘニャヘニャなグラファイトとわけが違う。ネットに収まったのは尾びれのカッチリとしたすばらしい体系のブルックトラウト。・・・いい仕事をした・・・

 さてもうすでに川からは上がってしまった中学1年生は、小滝の下の橋のたもとでブルックのライズを仕留めたらしく、えらく満足していたようだ。

 茨城県花園川 
◇2008/6/28(土) ◇晴れ ◇23℃ 
◇ヤマメ ◇総数7尾 ◇21cm

 放流日を次の週に控えている状況ではあるが、各所での反応は非常にいい。「非常にいい」の割に釣れていないのは、フライが合わないのか、ドラグがかかっているのか、まあほとんどの要因は自分の腕によるものが大きいと思われる。使用ロッドは#3 8フィート6インチグラファイト フライは#12CDCソラックスダンをメインに、9フィート#4でウェットも花園で初挑戦。今年の過去これまでの花園釣行は全てが増水の中で、コンディションは非常に悪かったが、今回初めて平水の状態(私の花園釣行では)でポイントが明確で、とにかく歩きやすい。

 午後からはさらに下流に移動して、ロッドを7フィート11インチに変えオーバーハングの木々からフライを守りながら、キャストを繰り返した。降り立った場所からフライを流すと初めから反応あり、流れの筋の右側をゆっくり流れるフライに、ゆらりとヤマメの体が浮上する。何度か流すもそのままフッキングには至らない。その場所から対岸のコンクリートの壁際にフライを押し込むと、小さな流れがこぶし大の石で堰き止り コンクリートから逃げるあたりで黒いヤマメがヒット。・・・これはちょっと反応がよすぎやしないか?・・・つかさず後ろに下がり最初から丹念にちいさなポイントも流すようにしたら、フッキングはまともにできなかったものの、次々ヤマメは水の中から飛び出した。下りた場所から5mほどしか移動していないもののすでに時間は30分を超えようとしている。結構遊んでしまった。たまの釣行なので1日中渓を歩き続ける脚力がもうなくなってしまっている。多少釣りあがった後、川を離れ、田んぼのあぜ道を小さな小さな蛙を踏まぬよう足を引きずっていった。手の甲の親指の付け根の部分だけが日焼けのせいで赤くただれているように見える。

 茨城県花園川
◇2008/6/9(月) ◇曇り ◇18℃ 
◇ヤマメ ◇総数6尾 ◇29cm

 もうすでに梅雨入りしている為、すっきり晴れることはないとは解かっているが、今日は雷雨が激しいと予報。常磐高速をひた走り北茨城インターで下り、いつものように、いつもの場所に向った。仕事の疲れが休みの時の釣場を選ぶ楽しみさえも奪いつつあり、止めた車ではいつもと同じようにウェイダーに足を入れる。月曜日の誰もいない渓では、釣れない理由の一つにする時もある「先行者」の存在はなく、釣れない理由はまた一つ”釣り方が悪い=腕が悪い”など、あまり触れたくはない部分に近づいてしまった。釣り始めは非常にシビヤで、ところどころでのライズへの第1投で、ライズは消える。#20CDCダンで15cmのヤマメを釣り上げることがやっと。小さな橋のたもとでは、小さなイワナが大きくジャンプしてまで、何かを捕食している。ちょっと遊んでやろうと、フライを流すもまったく反応なし。フライのサイズダウン、ティペットを細くし繰り返し、しつこく攻めるも反応なし。結局遊ばれてしまった。

 ここまであまりいい状況ではない為、一度もおとづれた事のない上流を目指した。初めは段差のある流れに、フライを落とすが反応なし。状況は変わらないのかと諦めつつ上流に足を進めると、プール状穏やかな流れに手前の沈み石、「ここは居る」と思いながら投げ込んだが、ピンクのインジケータのソラックスダンが傾いて魚に「ピンク丸見えじゃない」かとピックアップしたところにヒット。数秒後にばらし。手ごたえのみだが、結構でかかったのでは・・・。さらに進んだところに落ち込みは直後は浅いが、1m程下流に深い淵があり、水が吸い込まれているように流れている。フライを投げ入れるとゆっくり流れ浅くなる直前でヒット。釣れたでっぷり太った21cmヤマメはやたら顔が小さく見える。さらに小さなヤマメがフライに猛アタックしてくるが、#15のフライサイズにお口があわないのか、まったく針掛かりしない。それでも何度も同じ場所にフライを投げ入れると、「バシャ」とフライを何かが吸い込んだ。流れとヤマメの泳ぎに、ロッドが負けている為か、寄せてきていると思いきや、わきをすり抜け下流に魚が泳いでいく。やっとネットに収まったのは側線の淡い赤と尾びれの赤の縁取りが特徴的だった29cmのヤマメ。それより上流は川通しでは行けなそうなので、車に戻ることとした。

 茨城県花園川
2008/4/26(土) ◇曇り時々晴れ ◇18℃ 
◇ヤマメ ◇総数5尾 ◇18cm

 行く場所をあれやこれやと迷っているうちにやはりここへと車は向かっていた。北茨城インターを下りてしばらく走り、ダム湖を過ぎると川沿いの道を走ることとなる。どこからともなく一片の桜の花びらが舞う。周りを見渡しても緑の木々に覆われて、花をつけたさくらはもうどこにもないようなのだが・・・。

 ここ花園川に通うに足りる魅力とは?と考えると@非常に時間が節約できる。常磐自動車道を使って私のパターンだと「岩間インターから北茨城インター」まで73.3km47分だそうで、料金は2050円でETCの通勤時間帯の割引(6:00〜9:00、17:00〜20:00)を使えば 約半額の1050円 往復で2100円。つまり、思い立って約1時間程度で川面に立てることが、最も大きな要因。A魚がいる。http://www.h3.dion.ne.jp/~ib-naigr/の茨城県内水面漁連のHPにあるように、花園川は特設釣り場として月1回の放流(4/5, 4/19, 5/3, 6/7, 7/5, 8/9, 9/6, 9/20 月初の土曜日)があり魚が1年間安定している。放流日の土日は餌釣でいっぱいになるので、避けることをお勧めするが、狙い目は直後から2週間程度。
 さて話を釣行の内容に戻すが、放流日である4/19が大雨の為、延期となり放流は1ヶ月ほどされていなので魚は少ない。また家を出る時間がちょっと遅れたせいで常磐自動車道の割引も受けられなかった。つまり私の「花園に通うメリット」のほとんどが全ては失われているのだが、こうしてここにいる。つまり 結局自分にとってはそれらを差し引いてもここを訪れる魅力がこの川にあるのでは?と思うのだが・・・。

 茨城県花園川 
◇2008/4/20(日) ◇曇り後晴れ ◇18℃ 
◇ヤマメ ◇総数7尾 ◇18cm

 前日までの雨と今まで続いている強い風は鬼怒川を初めとする大河川に大きな影響を及ぼし、おそらくは今日 川へ降り立つことは不可能と思われたが、茨城の花園川はその流域が短いのが幸いして水量は多いもの 濁りは全くない。ただ、流れが歩くことの抵抗になることは花園川ではほとんどないのだが、その例外が今日となってしまい、前日の放流日程も繰り越されているようだ。川の流れに沿って走る道路には、山菜取りの夫婦の方やら、ゴールデンウィークの田植えの準備やらの車が止められ、バイクのツーリングらしき一団が爆音と共に通り過ぎていく。

 川へ降り立つと虫のハッチは幾分あり、メイフライの大中小、カディスやらストーンフライやら、目の中に入ってくるのだが、ヤマメたちのスイッチはオンとはならない。通常あまりポイントとならないような浅い場所にもフライを送り込んでいくと、小ぶりのヤマメがフライに出た。フライは#15〜13程度のダンパターン、フローティングニンフなどそれほど気にせずティペットにくくりつけている。”それほど気にしていない”事が釣れない要因と思わないところがそれなりのところ・・・。

 流心をまたぐ際でのライズ、ティペットを継ぎ足してサイドの位置からの悪あがきのキャストと、「もうちょっとそのままでいてくれ!!」の願いも空しく、ドラグもろがかり。さらに運の悪いことにいいサイズのヤマメが水面を割りかけ、水中に戻っていった。そのポイントのすぐ上でも、同じ結果になり、時間をおいて再度チャレンジするも水面では2度と何も起こらなかった。

 栃木県鬼怒川・荒川
◇2008/4/12(土) ◇晴れ ◇14℃ 
◇ヤマメ ◇総数2尾 ◇23cm

 鬼怒川までの道のりの中、幾度となく出会う散りゆく桜の木々を見ながら、その場所を目指した。そこはゴルフ練習場の脇を抜け 枝分かれした細い鬼怒川の流れを超え川原にたどりついた。早速 釣れる気がしないながらもその流れにフライを流し込んでみた。ごみは流れてくるものの、虫などは全く流れてこない。一流しした後、「荒川」を目指した。12時頃荒川に到着。人気のC&R荒川はフライマンが土手沿いの道(今回舗装をして非常にきれいになった)に何台もの車を連ねて、下流から上流に釣りあがる。我々も昼食抜きで土手から川へ下りた。その流れには数人のフライマンがライズめがけてドライフライを流しているようだ。手前の石の影には山女がいるものの、人の姿を見ながらライズするその擦れた魚は流したフライに合わせて浮上はするものの、そのまま深場に消えていく。釣れた魚のストマックを調べてみると、オナシカワゲラのアダルトとミッジラーバに混じって元気にシャーレの中で泳ぎまわっているのが、まさしく数ミリのミズスマシ。これは結構な数がいた為、ミズスマシフライなどがそんざいするなら、一度試して見る価値はあるのかもしれない。

 2時30分頃、再度鬼怒川に移動するものの、水生昆虫のハッチもなく、増水した流れは存在感をも増しているようだ。夕方のハッチに期待をして車で横になった。6時頃よりメイフライのスピナーが上下のダンスを披露している。あたりが薄暗くなるとフィナーレを飾るかのように数十尾のヒゲナガが私の周りを取り囲むように白い羽根を羽ばたかせている。それに踊らされているように数人のフライマンもフライをキャストを繰り返す。踊らされないのが唯一ヤマメ達でライズ等の確認もできないまま、頭にくくりつけたライトの光を頼りにその場を後にした。

 栃木県荒川 
◇2008/3/29(土) ◇晴れ ◇12℃ 
◇ヤマメ ◇総数8尾 ◇25cm

 巨大な鬼怒川の流れに思いはあるが、やはりシーズン始まってまだ1尾も釣れていないというのも寂しい感もあり、禁断の放流日当日の荒川に車を走らせた。天気はいいものの時折吹く風が非常に冷たく、手についた川の水は手の表面の温度を急激に下げ耐えられないくらい。

 ある一角でライズ発見。そこは左岸に川筋が通り、流れにそぐわないような大きな石も入っていて右側は浅くなっている。意外と近くでもライズはあるが、明らかに何度もフライが流れてくるのを見ているか、釣られているかで、フライと一緒に下流に流れながら、それを確認している。グリフトナット#20、#22で2尾ほど釣れたが、それ以上は続かないし、反応もなくなす。その後放流部隊が現われ、次々とバケツで成魚を放流し始めた。目の前で「これだけ放流したから釣れるぞ〜」と言いたげな漁協の皆様の手元から 大量の魚が川へ流し込まれるのを見て、ちょっとやる気が失せたので、川から上がった。

 数時間後、またそこを訪れるとさらに風は強まり、目の前の枯れ果てたススキの穂が左右に激しく揺れる中、キャストを繰り返した。予想の中では定番中の定番である「見えないユスリカ」が流れているのではないかと考え、サイズを小さくしていった。しかし、1投目は反応があるものの、次からは無反応、それならばと#16程度のフライを中心にいろいろ投げ続けた。赤いフックに巻いたアントパラシュートにも、CDCストーンフライにもそれなりに釣れた。

 栃木県鬼怒川
◇2008/3/22(土) ◇晴れ ◇14℃ 
◇ヤマメ狙い ◇総数0尾 ◇cm

 風もなく暖かく絶好のフライフィッシング日和 川も雰囲気もいいのだが・・・。初め鬼怒川本流のスペイでのウェットフライを流すも意外と浅く根がかり連発。もちろん魚はかからず。キャスティングの練習のみで、上平大橋へ移動。フラットな流れでライズを待つもただ時が過ぎるだけ。ガガンボなどは断続的に流れてくるものの、それに対するライズはない。終了。

 毎年 あまり進歩のない釣行を続けています。
  2013年
  2011年   2012年
  2009年   2010年
  2007年   2008年
  2005年   2006年
  2003年   2004年
  2001年   2002年